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セミリタイア

50代セミリタイア生活2年目突入で感じたメリットとデメリット

セミリタイア生活に入って2年目に入りました。

見切り発車的に何の準備もせずに始めてしまったセミリタイア生活でした。

そのため、最初から充実した有意義な生活が送れていたわけではなく、自堕落な生活になってしまうこともありました。
これではいけないと、試行錯誤の繰り返しでした。

最近になって、ようやくざっくりとした1日のスケジュールがつかめてきました。
2年目でそれしか達成できてないんかい! といわれるかもしれませんが、とにかく要領が悪いダメ人間なんですよね。

今回は、これまで約1年半のセミリタイア生活を通して感じたメリットとデメリットについて書きたいと思います。

セミリタイア生活のメリット

以下にあげるメリットは、理想や願望も含まれますので、できていないものもあります😅

時間をすべて自分のために使える

これは、私がセミリタイア生活を始めるきっかけでもありました。

元々、時間の使い方がものすごく下手な人間だったので、フルタイムで仕事していた時は、少ない自由時間のほとんどを、疲れきってボーっとして過ごしていました。

1日のうち、通勤時間と勤務時間を合わせて約12時間、睡眠時間が6時間として、自由な時間がたったの6時間しかありませんでした。
それが、今では一気に18時間、約3倍に増えているわけです。

時は金なり、といいますが、やはり労働というのは自分の時間を売ってお金をもらうということなんですよね。
その労働が自分にとって得るものが大きかったり価値のあるものだとしたら問題はないのですが、私の場合は全くの無駄な時間としか思えませんでした。
ですので、50代に差しかかり、残り少ない人生の時間を切り売りしていることが、とてもとても辛かったんですよね😢

現在、自由につかえる18時間を十分に有効に使えているとはいえませんが、時間に追われているという感覚がなくなったことで本当に気持ちが楽になりました。
仕事をしていた時は、何をしていても次にしなければいけないことが常にすぐ目の前に待ち構えているという感じでした。
これがいかにストレスになっていたかが今の生活になってよくわかりました。

これまでできなかったことに挑戦できる

自由な時間が増えたことで、疲れることも減り心に余裕ができたので、何かに挑戦しようという気持ちが自然に湧いてきます。

これまで、時間がなくて手つかずになっていたことに取り組むようになりました。

私の場合は長いブランクのあったピアノを再開しました。
別ページにも書いています。

ブランク25年、ピアノ再開1年目で挑戦できた曲(革命、幻想即興曲、英雄ポロネーズ)

ピアノを全く弾かなくなってから25年を経て、再開してから約1年が経ちました。セミリタイア生活に入り、同時に高齢犬の介護生活に入ったりと、大きく生活スタイルが変わった1年でもありました。 ピアノ再開組と ...

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もう1つ、健康のためにスポーツジムにも通い始めました。

どちらも、フルタイムで仕事をしていたら、時間の使い方が下手な私にはできないことでした。
自由な時間ができて初めてできたことだと思います。

好きな仕事だけを選べる

騙しのようで恐縮ですが、見出しの通りに好きな仕事はできてません😅
自分ができていないだけで、やろうと思えばできる環境にはあります。
要は、選択の自由が与えられているということです。

現状はセミリタイアといいつつ、単なる無職状態になってしまっています。
かろうじて個人投資家といえなくもないでしょうかね😅

収入は、ブログアフィリエイト、メルカリ、投資などをあわせて、子どものお小遣い程度しかありません😢
理想は、好きな仕事を少しだけするセミリタイアなのですが、世の中そんなに甘くありません。

ただ、退職する時点で、ある程度は貯金をしていましたので、すぐに生活が破綻することはありません。
また、年齢的にも正社員でフルタイムで仕事することはほぼ無理ですので、そういった類の職探しをするつもりはありせん。

現在は夫の扶養に入っているので、その範囲内でスポットのアルバイトをしてみることなら簡単にできるとは思いますが、それも結局は時間の切り売りですし、私の年齢ではこれまでのスキルを全く活かせない誰でもできる仕事しかないんですよね。
ここで断っておきますが、健康のためとか、生活リズムを整えるためとか、色々な目的で働くことを選ぶ人がいることは全く否定しません。それぞれ価値観は違いますからね。

私の場合は、他人の事業には全く興味がないし、その事業のために自分や時間を犠牲にして働きたくないという気持ちがすごく強いです。
それはこれまで散々やってきたことですし、今後の自分には必要のないことだと思うからです。
どんなかたちであれ、残された時間は自分のためだけに使うということは心に決めています。

ありがたいことに、せっかく時間に余裕のある状態でいられるので、今までできなかったことに挑戦したいと思っています。
自分の事業を何かしらやってみたいと色々考えていますが、なかなか動き出せずにいます。

現状は理想的なセミリタイア像とはほど遠いですが、少しでも近づけるようにしたいですね。

人間関係のストレスがない

仕事をしていないので、人間関係自体がほぼないという状態ですが…😅
元々、コミュ障っぽいところがあるので、会社での人間関係には新卒以来、最後までずーっと悩まされ続けました。
私に限らず、ほとんどの働く人の悩みの第1位なのではないでしょうか。

人間関係が希薄になることも多少のストレスではありますが、それでも実際の人間関係のストレスに比べればごく小さいものです。

心身ともに健康になる

これは、上記の人間関係のストレスがなくなるということとも重なっていると思います。
職場で受ける人間関係や仕事自体からくるストレスというのは、思っているよりも大きいということを実感しました。
特に、向いていない仕事や嫌な仕事を無理して頑張っている人は、要注意だと思います。

私の場合に限ってですが、仕事を辞めてから受けた健康診断の数値が劇的に良くなっていたのには、ちょっとびっくりでした。
ただ、これはストレスが減ったことだけでなく、ジムで適度な運動を取り入れたことも良い結果につながっているとは思います。

まず、セミリタイアした時点で、嫌なことをしなくてよくなり、ストレスが減ることで心の健康が得られます。
その結果、生活のリズムを整えて、運動をする時間の余裕ができるので、体の健康にもいいことだらけですね。

セミリタイア生活のデメリット

私にとってはメリットのほうが大きいセミリタイア生活ですが、デメリットももちろんあります。
以下にあげるデメリットは、ほとんどがメリットの裏返しになりますね。

時間の使い方が下手になる

せっかく自由時間が仕事をしていた時の3倍にも増えたのですが、実際には3倍のことはできていません。
時間がないときは、自ずと限られた時間内にできるだけたくさんのタスクを効率的にこなす努力をするようになりますが、時間に余裕があると効率という概念がなくなってしまいます。
先ほど書いたように、元々時間の使い方が下手なのもあって、同じことをやるにしても3倍の時間があれば、かかる時間も3倍になってしまっています。
結局、フルタイムで仕事をしていた時と同じくらいのことしかできていないということが多いです😅
3倍にも増えた自由時間が、そのまま無駄に費やす時間になってしまうのはあまりにももったいないですよね。
これは色々な工夫をして早めに改善したいです。

生活リズムが崩れる

仕事という強制力がなくなると、自制しなければどこまでも堕落していきます。
私のように、時間にだらしがない人間は特にそうです。

仕事をしていた時は、休日には昼頃まで寝てしまったり夜更かしたりしましたが、セミリタイア生活では、それが毎日できてしまいます。

私の場合は、退職してすぐに高齢犬の介護が始まったことで夜通し起きていなければいけなくなり、完全に昼夜逆転の生活が8カ月続きました。
悲しいことに、犬が亡くなってしまったので、そこから生活を元に戻す必要がありました。
一度崩れた生活リズムは、元に戻すのはかなり大変でした。

それに役立ったのがスポーツジムでした。
強制的に毎日決まった時間に通うようにしました。
そうすると生活リズムも元に戻り、運動で健康的にもなり、一石二鳥でした。
スポーツジムは、リタイアした人には絶対におすすめです。

自堕落傾向のある人が規則正しい生活を送るためには、少しの外的な強制力は必要なのかもしれませんね。

生活リズムが整ってくると、時間も有効に使えるようになり、色々なことへの意欲も湧いてくる気がします。

社会とのつながりが希薄になる

仕事が唯一の社会とのつながりになっている人は、結構多いのではないでしょうか。

私の場合も、仕事以外にプライベートで参加しているコミュニティなどもありませんでした。
また、子どもがいないので、子どもを介した付き合いがありません。
近所付き合いも、ほぼなしです。
こう書いてみると、かなり孤立していますね💦

理想的なのは、在職中から副業などを初めたり人脈をつくったりして、それをもとにリタイア後の仕事にして、社会とのつながりも継続させることなのでしょうが、見切り発車でリタイア生活に入った私は、無計画そのものでした。

橘玲さんの「幸福の『資本』論」では、幸福であるかどうかを決める3つの資本として、「金融資産(資本)」「人的資本」「社会資本」を挙げています。

「金融資産(資本)」は、そのものズバリ、お金をもっているかどうかです。
「人的資本」は、自身の持っているスキルや才能などです。
「社会資本」は、社会の中での人間関係のことです。これは家族も含みます。

ここで当てはまるのは「社会資本」についてですが、私の場合、持っているといえるのか疑問ですね。
家族としては夫と、数少ない友人はいますが、活気のある社会的な人間関係とはいえません。

仕事をしていれば、会社と同僚、取引先など、何も努力しなくても人間関係が勝手についてきます。
ただ、それがストレスの多い嬉しくないものであれば、あまり意義のあるものとは思えません。
それに会社を離れてしまえば、ほぼなくなってしまう人間関係です。
会社を一旦離れてしまうと、それまでに培った人間関係がほぼすべてなくなってしまうことに、退職して初めて気づいて精神的に病んでしまう人も多いようです。

だからといって、単純に会社員生活に戻れば解決するというものでもないと思います。
引退する日は、遅かれ早かれ誰にでも必ず訪れるものなので、過去の人間関係にとらわれすぎず、新たな社会資本を築いていく努力が大事だと思います。

これからの人生では、できるだけストレスがない、楽しい人間関係を築けるようにしたいと思っています。
そのために、趣味関係などで興味のあるコミュニティに参加してみようかと思案中です。

また、可能なら、嫌でない仕事があればやってみたいです。ただ、この「嫌でない」というところが大事です😆
嫌な仕事であれば、ストレス満載の会社員生活と変わりなくなってしまいますからね。

お金の心配がつきまとう

セミリタイア生活に入った時点で、しばらくは働かなくてもよい最低限の貯蓄はしていましたが、収入源がない状態は、やはり不安がつきまといます。

現在は、まだ夫が働いてくれているので、収支はなんとかプラスマイナスゼロで維持できていますが、それもいつまで続くかわからない不安定な状態です。

聞くところによると、2億円以上持っている人でも、収入がなくお金が少しずつ減っていく状態が継続すると、とても不安になるそうです。
私は、もちろんそんな資産は持っていませんので、なおさら不安が大きいです。
細々と切り詰めて生活すれば、なんとかなりそうではあるものの、夫が働いてくれている間に少しでも収入源を持てるようになりたいと思っていますが、なかなか難しいですね😥

こんな感じなので、「金融資産(資本)」は、一生安泰といえるほどは確保できていない状態です。

人生の目的を見失う

大学を卒業してから52歳まで、ほぼフルタイムで働いてきました。

仕事をしていく中でのスキルは上げていましたが、いざ退職してしまうと、とたんにそのスキルの行き場がなくなってしまい、ちょっと呆然としてしまう日々が続きました。

これまでは「人的資本」を使って、お金を稼ぐというわかりやすい目的へ向かうことができましたが、現状ではそれが難しい状態です。
これまで培った「人的資本」が行き場を失っています。

定年退職した人たちも、同じような気持ちになる人が多いと思います。
仕事を通して得たスキルを活かして退職後も活躍できる人は、現役の時点でかなりの業績を上げていたり幅広い人脈を持っている人で、ごく少数派だと思います。

大部分の人は、リタイア後、新たにリスタートしなければいけない状態なのではないでしょうか。

でも、それをネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるかで大きく変わってくると思います。

ただ、これまでは「人的資本」を使って稼げてはいても、ストレス満載で辛かったので、幸せな資本の使い方ではなかった気がします。

これからは、稼ぐことに直結しなくても、好きなことや興味のあることに「人的資本」を使えるようになるのが理想ですね。
もちろんその上で、少しでも稼げるようになることは目指すつもりです。

セミリタイア生活を始めたのは失敗か?

以上、セミリタイア生活に入って感じたメリットとデメリットをあげてみました。

のんびりしすぎて、まだまだ停滞している感じですが、自分のペースで生活のクオリティを上げていきたいと思います。

理想的なのは、やはり、退職前にしっかりしたリタイア後のロードマップを作っておくことですね。当たり前ですが、一番重要なことです。
私の今の生活でのデメリットは、そこが不十分だったことからきていると思います。
すべてが行き当たりばったりで、非常に効率が悪いです。

では、私自身が今の生活が失敗かというと、そうでもありません。
メリットのところで書いた通り、ストレスなく、今までできなかったことに取り組むことができているのも事実です。

現状の私のセミリタイア生活を、橘さんの3つの資本で当てはめてみて、3資本それぞれを1とすると、どれも持っているとはいえないが、完全に持っていないともいえない、ということで0.5+0.5+0.5で1.5ということになります。
2の人はそこそこ充実しているらしく、すべて持ち合わせている3の人はあまりいないようで、1の人が大部分のようです。

すべてを持ち合わせた3は難しいとしても、2を目指したいと思います。
「人的資本」と「社会資本」を強化し、好きなことで収支をプラスマイナスゼロにできる程度に稼ぐというのが、現在の目標です。
そのためには何をするべきかを考えつつも、あくまでセミリタイア生活ですから日々のゆったりした生活を楽しむことも大切に、無理をせずマイペースで過ごしていきたい思います。



もともと怠惰な人間なので、どこまでも堕落した生活になってしまうかと危惧していましたが、そこまで暇ではありませんでした。
人生で、何もない時期というのはそれほど多くないのかもしれません。何かしら色々なことが起こるものですね。

今回は、どんなセミリタイア生活を送っているか、その生活の中での気づきなどについて書きたいと思います。


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