2022年の4月頃から、iシェアーズ 米国債20年超(2621)ETFをコツコツ買い集めています。
今から思えば、「もう少し投資開始時期を遅らせればよかった!」と少し残念な気持ちもあります。
というのもご存知の通り、米国債の価格が10年以上ぶりの大幅下落をしたからです。
私は、初心者なのに色々と手を出して失敗しているのですが😅、2621については失敗とまではいえないまでも、もう少し安く買えたという後悔があります。
現時点でかなり買い集めましたので、今回はその成績と今後どうするかについて考えたいと思います。
2621の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
なぜ債券ETFを買おうと思ったのか
投資を始めるにあたって、色々なウェブ記事やYouTubeを参考にしたところ、ポートフォリオに債券を加えることで、株の値動きをマイルドにできる、ということがわかりました。
また、中高年以降の投資後期では、債券の割合を徐々に増やした方がいいということもわかりました。
2021年頃までは、債券にとってはあまり良い状況ではなく「債券なんて必要ない」とまでいわれており、メリットが全くないようなイメージがありました。
ところが、2022年からの急激な利上げ局面になると、債券投資にかなり注目が集まってきました。
そんな中、私は年齢の割にアグレッシブな投資をしているので😂、多少は守りの部分を増やさなければと考え、債券に目を向けました。
債券は株と逆相関するという基本的な部分だけは理解したので(安易すぎる😅)、そこから商品の選択に入りました。
最初、現物の債券も考えましたが、初心者の私には扱いが難しすぎてギブアップし、債券ETFを探し始めました。
国内ETFの米国長期債に絞り込む
債券投資を考え始めた時には、すでに凄まじい円安になっていたので、米国ETFはドル転が難しくなっていたので、除外となりました。
次に、短・中期債にするか長期債にするかを考えましたが、私の場合、株式が暴落した時のカウンターパンチ的な効果を得たいと考えたため、できるだけ完全に株と逆相関するものがよいということで長期債に絞りました。
短・中期債は、値動きがマイルドではありますが、株が暴落した時には多少は同じように下落してしまうので、完全な逆相関にはなりません。
とはいえ、2022年は株も債券も何もかも下落しましたけどね。たまにはそういうこともあり得ます。
私が債券ETFを持つ目的は、株暴落時の下落をマイルドにしたいということと、その際に、あわよくば多少値動きは激しくてもキャピタルゲインもより多く得たいということです。そういう欲張りな考えが長期債にした理由でもあります。
国内ETFの中でも債券ETFはいくつかありますが、米国長期国債ETFに連動したものは2621しかありませんでした。
2621は、米国長期国債ETFでは最大規模のTLTの日本版ETFです。ブラックロック・ジャパンが運用するiシェアーズシリーズの1つです。
デメリットは、為替ヘッジありなので金利差が広がるほどヘッジコストもかかることですが、私はアバウトなのでそこらへんの計算はあまりできていません😅
ただ、そのデメリットを差し引いても、いくつか大きなメリットが感じられました。
2621の投資成績
2621の投資実績は以下の通りです。2023年1月11日時点です(画像をクリックしてください)。
![](https://taminlog.net/wp-content/uploads/2023/01/2621-1-36x300.png)
731株まで買い進めました。
2022年4月頃にスタートダッシュしすぎたのが悔やまれます😂
もう少し待てば1300円台という超お買い得時期があったというのに!
こうしてみると、すごい粘着に毎日買い付けしていますね🤣
我ながら根気強いと思います。
また、2022年の配当金は以下のようになりました。
![](https://taminlog.net/wp-content/uploads/2023/01/スクリーンショット-2023-01-11-14.50.58-1-1024x229.jpg)
配当金というものを初めてもらい、少しうれしかった一方で、やはり投資信託と違い配当金に税金がかかってしまうのは難点である気もします。そこはそれぞれの考え方ですけどね。
今後の2621の投資計画
今後、現在値が平均取得価額を超えるまでは購入を続けるつもりです。
現時点では、少しずつ上昇しているので、再度1300〜1400円前半くらいまで下がったら、今度こそまとめ買いの最後のチャンスだと思います。
これまでの推移で、おおよその底値が1300円台ということがわかった気がするのですが、どうでしょうか…。
利上げが打ち止めになる頃かその前くらいからは、さらに上昇していきそうですので、現時点でも少しずつ投資を始めるには良い時期だと思います。
また債券は、株価が上昇した時に安値になる場合が多いので、売却した株の一時置き場としての役割も果たせそうだと思います。
例えば私の場合は、将来的にレバナスをある程度の高値で売却し、その時点で安くなっているであろう2621にスライドするのに良いのではないかと目論んでおります。
うまくいくかどうかはわかりませんが、このように一般的に債券は株価とシーソーのような関係にあることから、それを利用して投資資金を効率的に回すのに適しているのではないかと勝手に思っています。
少なくとも売却した株を現金で持っておくよりはずっと有効なのではないかと思います。
今後の方針としては、目的の平均取得価額に到達した時点で2621の投資は終了し、その後かなり先にはなりますが、上記のように株の売却益のみを使って購入する形にして、債券の割合を増やしていこうと思っています。