2024年5月は、利下げ観測の後退が影響し、4月末時点と比較すると月末時点では若干上昇したものの、ほぼ低迷状態は変わらずでした。
6月半ば現在でも、まだまだ低迷は続きそうな予感です。
2621ETFは根強い低迷が続く
下は、2024年5月31日時点の楽天証券口座での債券関連の投資成績です。

2621ETF
4月の急落から、依然として利下げ観測後退は変わらず、若干の回復はしたものの、低迷から抜け出せずにいます。
6月半ば現在では、ほんの少し持ち直してはいますが、低い価格でのレンジ相場が続いています。
いずれにしても、利下げ時期が固まってくれば徐々に上昇してくるとは思いますのでもう少しの忍耐ですね。
特定口座の2621ETFは、含み損が50万円からなかなか減りません😢
2025年からのNISA購入資金に間に合うでしょうか。含み損の状態では売却したくないですし、これまでできるだけ安値での購入を頑張った甲斐もありません。
売却時に含み益があまり出ていない場合は、2621の売却を延期し、特定口座のレバナスの売却に加えて、現金比率をさらに下げるべきか検討中です。
旧NISAの2621ETFも、ほぼ変化なしです。
こちらは、2027年まで非課税運用ができるので、目一杯の期間を使って分配金をもらいながら保有していきます。
USA360
USA360は、株式部分が好調だった分、地味ではありますが含み益が少しずつ大きくなっています。
債券価格低迷の中、しっかり成長してくれています。
ドル建て債券ETFも低迷が続いたのでEDVを追加購入
EDVの購入は打ち止めにしようと思っていたのですが、SOXLの含み益がかなり大きくなっていたので、それを一部売却して追加購入にあてました。
現時点で保有しているEDVはすべて、SOXLとTECLの売却益から購入したものです。
今回、売却益で買えたのは8株でした。ほんの少しですが、取得単価が下がりました。

2621ETFと同様、EDVとTMF両方とも低迷が続き、6月半ば時点でも若干戻した程度です。
株よりも債券の方が買い時を見極めるのは本当に難しいと実感しています。
最近は、全く自分の見通しを信頼していないので、安いと感じたそこそこのところで、あまりタイミングを計らずに追加購入しました。
3倍レバレッジのTMFは、今回は端数が出なかったので据え置きとなりました。まだまだマイナスですね。
とはいえ、そろそろ債券も底打ち感が出てきた気がするので、今後しばらくは様子見のみにしようと思っています。
今後の債券投資はドル建てのみ残す予定
年内の利下げ時期がはっきりせず、後退する予測が大きくなっている中、低迷は、もうしばらく続きそうです。
債券を購入し始めてから約2年が経過しましたが、ずっとマイナス状態です。
低迷しているから購入したものの、これほど長引くのは予想外でした。
債券価格が上がると、株価は下がることが多いので、それはそれで辛いものがありますが、逆イールドの状態は健全ではありませんので、とりあえず、正常なかたちに戻ってほしい気はします。
まぁ、逆イールドが解消されるとリセッションに入るといわれているので、同時に覚悟も必要ですけどね。
以前の記事でも何度か書いているのですが、円建て債券の2621ETFは、今後のNISA購入資金のために売却していく予定です。
やはり、為替ヘッジがついているなどのデメリットが気になりますし、ある程度の現金比率を確保していれば、残りはほとんどを株式で保有していても問題はない気がするからです。
USA360は、安定資産としてNISA満期後も継続して保有していく予定です。
ドル建てのEDVとTMFに関しては、ドル資産として持っておく価値はあると思いますので、現時点では長期保有の予定です。
また、債券ETFのEDVとTMFと、株式ETFのSOXLやTECLは、ほとんどの場合は逆相関するので、今後はどちらか一部を売買して資金を循環させながら、株式と債券の両方を膨らませていければいいなと思っています。
例えば、債券が高い時はEDVとTMFを売って、安値になっているSOXLやTECLを買うという感じですね。逆も同様です。
利下げ時期がはっきりしない現在は、債券投資はとても難しいですが、2025年以降は、もう少し本来の債券らしい安定した値動きになるのではと期待しています。
また、その前段階での逆イールド解消後には、高確率で上昇もとれると信じています🤗