2023年11月も終わりに近づき、新NISAの積み立て設定などの準備を始める時期がやってきました。
皆さんは、もう何に投資するか決めましたか?
私は、新NISAの神改正が決まってから1年間、本当にあれやこれやと迷いまくりました。
YouTubeをみていると、色んな人がそれぞれ色んな投資先を勧めてくるので、迷いが出てなかなか定まりませんでした。
11月に入って、ようやく投資先を決めることができました。
新NISAでの我が家の投資予定額
我が家では夫婦で楽天証券にNISA口座を持っています。
2021年から投資を始め、私の方はこれまで3年間のうち1年はつみたてNISAで2年は一般NISA、夫の方は3年間つみたてNISAでした。
新NISAでは大幅に枠が広がり、夫婦2人ですべての枠を埋めるのはなかなか大変ですが、なんとか合計3600万円を最速で埋めていきたいところです。
今のところ、この予定は相当厳しいのですが、とりあえずできると仮定して考えてみました😅
つみたてNISA枠
まず、つみたてNISA枠のそれぞれ年間120万円の投資先ですが以下のように決めました。
私口座:楽天全世界株式(オール・カントリー)
夫口座:楽天米国株式(S&P500)
それぞれ、楽天キャッシュで5万円、クレカ決済で5万円です。
これまでは、eMAXIS Slimシリーズでしたが、楽天が信託報酬最低額のファンドを作ったので、乗り換えることにしました。
さらに我が家は、楽天経済圏にどっぷり浸かっていますので、保有ポイントがつくこちらが一番お得だと思ったからです。
以前の記事では、オルカンの投資を中止したと書いていましたが、ここにきて米国株一辺倒に一抹の不安を感じ、初心に帰ることにしました。
また、私口座の特定口座では、かなりハイリスクな投資をしているので、オルカンのような王道も必要だという考えからでもあります。
夫口座の方は、つみたてNISAからずっとS&P500に投資していたので、継続して同じ指数に投資していくことにしました。
オルカンとS&P500では分散効果があまりないので、2人ともS&P500でもいいのでは、という考えもあるかもしれませんが、投資はリターンよりも自分で納得して継続できることの方が重要なので、これでよしとします。
成長投資枠
成長投資枠の240万円は、夫婦それぞれ「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」にすべて投資することにしました。
これまでもナスダック100指数には、eMAXIS NASDAQ100インデックスとか、野村の1545ETFにも投資してきましたが、新NISAでは投資信託で、かつ一番信託報酬が安いこちらが、現時点では一番いいという結論に達しました。
今後、NASDAQ100指数系のファンドは良いものが出てくる可能性は大なので、その時にはまた変更するかもしれません。
できればレバナスにも投資したかったのですが、レバレッジ関連商品はすべて除外されてしまったので、しかたありません😢
なお、レバナス民の中で、その代用として人気が浮上してきた「 iFree NEXT FANG+インデックス」ですが、こちらは、最後まで迷った末、やめました。ここ5年のリターンは驚異的でしたからレバナス民が目をつけるのも無理がありません。
ただ、中期的には良いのかもしれませんが、無期限非課税で保有できる新NISAには向いていない気がしました。
構成銘柄はハイテク関連10社で(厳密にはもう少しあるようです)、その業績によって定期的に入れ替わるということですが、10社だけでは分散がほとんど効いていないので個別株投資に近いと思います。
確かにこれらの構成銘柄10社は、個別に購入してリバランスしながら運用するのは上級者でないと難しいかもしれませんが、FANG+はその分信託報酬が高いですし、適切なタイミングで適切に銘柄の入れ替えがされるのかも少し心配なところです。
さらに、一番気になったのは、時価総額加重平均型でないことです。10社が均等の割合になるため、どれかが転んでしまうと好調な他社の株価でカバーすることができず、かなり足を引っ張り急激に下落する可能性が高くなります。
これについては、私が保有しているWEBLで痛いほど経験しています。
WEBLは、各銘柄の構成割合に上限があるので、時価総額加重平均でなく均等加重平均に近いファンドです。
実際に2022年には、上位銘柄いくつかが転び、構成割合の上限が決められていることで他社のカバーが効かず目も当てられないほど急落してしまい、未だに悲惨な状況が続いています(これだけが原因ではありませんが)。
こういったことで、私はインデックス投資をする場合は、時価総額加重平均型であることはかなり重要だと思うようになりました。
NASDAQ100は、ある程度分散も効いていて、安定したリターンを長年出し続けているので、リスクが極端に高いわけではなく、かつ少し攻めた投資という点で良い選択かな、と思います。
実際に特定口座で保有しているナスダック100の成績が、ここ1年で驚くほど良かったので、それも選択した理由の1つです。
今後5年の投資割合はまだ厳密には考えていませんが、その時々の状況などで成り行きになるかと思います。
また、成長投資枠だからといって年初一括投資とかはやりません。
一度失敗して、もうこりごりです😅
そこで、積み立ては月10万円とし、残る120万円は株価が急落した時に購入する分として取っておくつもりです。
積み立てと分割のハイブリッド投資ですね。
私は急落した時に購入することができないとすごく悔しい気分になるんですよね。
長い目でみれば、タイミングを図ったところでリターンがそれほど大きく変わるわけはないのですが、その時に自分で納得して楽しんで投資できることを優先する方針です。
年齢を考えて20年放置できる安定した投資先を選定
以上、50代夫婦の新NISAの投資先をご紹介しました。
私のほぼ趣味の感覚になっているレバレッジ関連の投資については下記のページ他をご覧いただければと思います。
-
連続下落3カ月目の10月は最後の押し目だったのかも? レバナスほか(SOXL・TECL・WEBL)投資成績 2023年10月
2023年10月末時点のサテライト枠の投資成績公開です。 8月が予想外に下落し、9月はアノマリー通りの下落でした。10月はアノマリーでは上昇する月ですが、かなりの下落になってしまいました。3カ月連続の ...
続きを見る
なお、私のレバレッジ関連投資の入金は、2023年で終了しました。今後は、SOXLとTECLに限っては少し配当金の余りなどで追加投資することはあるかもしれませんが、それ以外の投資予定はありません。
一般NISAのレバナス以外は10年以上の長期保有の予定で、売却はしません。
今後は夫婦で合計3600万円の新NISAを埋めることで精一杯なので、特定口座を使う余裕はありません。
あまりにも新NISAの枠が大きすぎて、全部埋められるかは未知数ですが、とりあえず、2024年は頑張って満額埋めていきます💪
新NISAで投資したものは20年保有する予定なので、放置して忘れることができるくらい安定感のある投資先であることが重要です。
特に私たちのような50代では、なおさらリスクの取り過ぎは避けなければいけないと思います。
とはいっても、私はサテライト投資には賛成です。50代でも余裕資金でやる分には全然問題ないと思います。
ただし、サテライト投資としてのハイリスク銘柄への投資は全体の投資予定額の10%未満に収め、リスク管理はしっかりしていくべきだと思います。
ややもするとリスクを取り過ぎる私に向けて、改めて自戒を込めて書いています😅
いずれにしても、新NISAは本当に神改正されたので、資産を爆発的に増やしていけるのではないかと今から楽しみです😊