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メンテナンスグッズ

プロウォッシュとハイベックゼロを使ってみた比較と感想

もうすぐ冬物のクリーニングをする季節がやってきます。最近はクリーニングに出さずに「おうちクリーニング」をする方も増えていると思います。デリケート素材用の洗剤も色々と良いものが出てきているので、私は、セーター類はほとんどクリーニングに出さなくなりました。

今回は、特に人気のあるプロウォッシュとハイベックゼロを使ってみたので、その使い心地をご紹介します。

以前は、エマールを使っていましたが、セーターを洗ったときに縮みやごわつきが出るのがどうしても気になり、お気に入りや高価なものはクリーニングに出していました。

ご紹介する2点は少し値段が高いですが、こういった市販のタイプとは全く別物だなと思いました。

ハイベックゼロ

きっかけは、ショップチャンネルでのハイベックの紹介番組でした。

通販番組にありがちですが、少しつけ置きしただけで、みるみるうちにダウンジャケットの汚れが浮き出てきて、その後、数回押し洗いして脱水するだけで見違える仕上がりになるという、ちょっと笑える大げさな感じの演出がされていました。

ショップチャンネルの商品は、特別にコラボしたもののようでしたので、楽天で安く売られている一番安価なロングセラーシリーズのハイベックゼロを購入しました。

使用方法は、基本的にいつも使っている洗剤と同じように使います。ただ、テクスチャーが少し変わっていて、葛湯のようなドロっとした粘り気のある液体です。それを付属のスプーンで適量すくい、全自動洗濯機ならば洗剤投入口へ入れます。

その後、弱水流コースに設定して、脱水も1分以内にします。

洗濯自体は特に面倒なことはほとんどありません。

プロウォッシュ

これを使い始めたのは、夏場に100%レーヨン素材の服を買ってしまい、どうしたものかと途方にくれていたときに見つけたのがきっかけです。

レーヨンは家で水洗いすれば必ず縮みますので、ドライクリーニングしか方法はありません。夏場にいちいちクリーニングに出していたらセレブでもないので出費がすごいことになり大変です。デザインが気に入って買ってしまって大失敗でした。買う時に素材をしっかりみることは大事ですね。

それで、ネットで調べていると、詳しくレーヨンの洗い方を紹介してくれているページを見つけ、それがプロウォッシュでした。

レーヨン洗いは、とにかく水につける時間を短くすることがポイントらしいです。キャップ1/3くらいのプロウォッシュを洗い桶に入れ、水を加え、よく混ぜます。そこへレーヨン素材の服を加え、手早く押し洗いします。すすぎを2回ほどしますが、それを終えるまでの時間は計2分以内にします。そして脱水も1分以内です。

この洗濯方法だと、若干の縮みはあるものの、干すときに伸ばしながら整えれば、重力でほぼ原型通りになります。

もちろん、レーヨン以外のデリケート素材もすべて洗えます。皮製品や毛皮など、特殊なもの以外はほとんど網羅しています。

使用方法は普通の液体洗剤と同じです。テクスチャーはサラサラの無色透明、無臭の液体です。キャップが軽量カップ代わりになっていて、それに適量を入れて洗剤投入口に流し込みます。

柔軟剤は私は市販のものを使って仕上げています。

ハイベックとプロウォッシュの長所、短所

ハイベックとプロウォッシュを使ってみた感想を表にしてみました。あくまでも私個人の感想ですので、参考程度にしてください。私の使い方が良くなかったり間違っている可能性もありますので、購入を検討される方はメーカーの説明を必ずご確認ください。

プロウォッシュハイ・ベックゼロ
汚れ落ち
仕上がりの滑らかさ
(仕上げ剤を使わない場合)
原液をつけての部分洗い×
レーヨンを洗えるか△(不明)
使いやすさ
他の柔軟剤と合わせて使えるか△(不明だが、別売りの仕上げ剤を使うことが勧められている)

ハイベックの長所

ハイベックの一番の売りは、デリケート素材の維持をしつつ、汚れ落ちが良いことでしょうか。

ただ、私の場合、デリケート素材を傷めないで洗えることが第一で、汚れ落ちはそこそこであればよいと思っていましたので、あまり汚れ落ちを注意して見ていませんでした。でも、着心地はすっきりしていましたので、全体の皮脂汚れなど、臭いの元になるような見えない汚れはしっかり落ちているのは実感できました。

また、ハイベックのメーカーは、洗濯のための便利なグッズを数多く販売していて、私はむしろそっちをよく使っています。

特にこのボディーハンガーはすごくおすすめです。

左がMサイズ、右がLサイズです。Mサイズは女性用、Lサイズはゆったりタイプの女性用か男性用です。空気の入れ方で調整もできます。

クッションが人が着ているよう状態になるので、肩の部分が自然な形になり、セーターなどはふんわりきれいな形に干せますし、ジャケットなども型崩れしません。これはもう手放せない存在です。

洗濯ネットも優秀です。ネットのつくりが、水流をうまく循環させるようになっているらしく、ネットに入れていながらも汚れがきれいに取れるそうです。色移りや型崩れも防げます。

ハイベックの短所

ハイベックは、洗剤自体は良いものなのですが、使い勝手があまり良くありません。

計量スプーンがついているのですが、洗剤自体が粘りのある液体なので、毎回ドロっとしたものがついてしまい、洗い落とさなければならず面倒です。いまどきの容器ではなく使いにくいです。

スプーンは容器の中に組み込まれたものにするとか、合体させるなど、使いやすいように工夫してもらいたいなと思います。

また、柔軟剤を別のメーカーのものと使うことは勧められておらず、仕上げ剤として、別売りされているものを合わせて使う必要があるので少し高くつきます。

柔軟剤は、使わなくても問題はないようですが、プロウォッシュと比べると、柔軟剤を使わないと、若干ごわつきを感じ、仕上がりも少しシワっぽくなります。

ただ、メーカーの仕上げ剤をきちんと使えばきれいな仕上がりになるのではないかと思います。

プロウォッシュの長所

プロウォッシュの長所は、仕上がりの滑らかさでしょうか。しっかりデリケート素材を守っている感じがします。

また、使いやすさも大事です。容器も他の液体洗剤と同じように作られていて、手軽に使えます。

もう一つ、柔軟剤を他のメーカーのものと合わせて使ってよいのも利点です。

プロウォッシュの短所

1つ欠点としてあげられるのは、原液をつけて部分洗いができないことです。

原液をつけて洗ってしまうと、シミになってしまうそうです。ただ、洗浄成分のイオン性がノニオンの洗剤(台所用洗剤など)であればOKだそうです。

まとめ

2つの洗剤を使ってみて、現在はプロウォッシュを使っています。

総合的に見て、やはり、使いやすさと、仕上がりのよさで選びました。

汚れ落ちに関しては、実験したわけではないので、どれくらい違いがあるかは不明ですが、ハイベックの方が価格が高めなので、より高機能で汚れ落ち具合は上なのかもしれません。

また、ハイベックは洗濯関連グッズが豊富に取り揃えられていて、どれも使えるお役立ち商品なので、おすすめです。楽天などでいろいろ見て検討されてもよいと思います。

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