元々、昔からシミ・ソバカスだらけでしたが、最近それに輪をかけて増えてきました(涙)。
さらに、薄く塗る程度だったのが、塗る量も増えてしまいました。それでは、どうしても「塗った感」が出てしまうので、濃いシミを、薄づきで、しかもきれいに隠れるものはないかと、いろいろ試しています。
カバーマークのブライトアップファンデーション
こちらのコンシーラーは、これまで長い間お世話になってきました。
カバーマークは、ジャスミーカラー診断というのがあり、肌の色でイエローベースかブルーベースかを診断し、それに合った色のファンデーションなどをみてもらえます。
実際に診断を受けた詳しい内容は下のページをご覧ください。
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ジャスミーカラー診断ではイエローベースでもパーソナルカラーが夏(サマー)の人のメイクはどうする?
以前にパーソナルカラー診断を受けて、夏(サマー)タイプという結果になりました。その詳しい内容は別ページに書いていますので、そちらをご覧ください。 自分では本当にその結果が正しいのか少し疑問の残るところ ...
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イエローベース(Y)とブルーベース(B)でそれぞれ2色ずつ、4色展開です。
Y1とB1はハイライトにも使えるくらいの少し明るめの色、Y2とB2は一段濃い落ち着いた色になっています。
BAさんによると、シミを隠すには、少し濃いめの色のほうがよいとのことだったので、Y2を使っています。
形状は口紅タイプで、繰り出して、手に取ってつけても、そのままつけてもOKです。手軽に手早くつけられて、薄づきでありながらしっかりカバーできます。
ナーズ(NARS) ラディアント クリーミー コンシーラー
こちらは、ここ数年、@コスメなどで、常にランキング上位にある殿堂入りコンシーラーです。
そんなに評判がいいものなら、試してみたいと思い、デパートのカウンターへ行ってみました。
ところが、行ったはいいものの、あまりにも色が多すぎて、どう選んでよいかわからなかったので、BAさんに相談することにしました。
土曜日の午後でどのブランドもすごく混みあっていましたが、特にナーズのカウンターは人気があるようで、列ができていて、整理券が配られるほどでした。15分くらいは待たされたでしょうか。
順番がきたので、コンシーラーの色をみてほしいと伝えると、メイク用の席に案内され、黒いケープをつけてもらい、3色ほどつけてもらいました。
といっても、結局はBAさんの判断で、客観的にみて私の肌色に一番あうものを選んでもらったところ、#1246となりました。
私の肌は自分が思っているよりも白く、しかも少しピンクがかっているとのことでした。カバーマークのジャスミーカラー診断ではイエローベースでしたが、その時もイエローベースの色の中でも少しピンクよりのYP10でした。
自分では黄味が強いと思っていましたので、ちょっと意外でしたが、そもそもパーソナルカラー診断ではサマー(夏)タイプだったので、なるほど、とも思いました。
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パーソナルカラー診断の結果が黄み肌なのにサマー(夏)タイプに
パーソナルカラーについては、ここ10年くらいで、ずいぶん認知されてきて、ブロガーの方にもよく紹介されるようになりました。そういうものを目にするうちに、自分は何タイプなのか、どうしても知りたくなってしま ...
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肌の色というのは微妙なものだなとつくづく感じました。思い込みで選ぶと結構な割合で似合っていない色を使っている人が多いのかもしれません。
話は戻りますが、ナーズのコンシーラーは、色展開が多く、11色もあります。他のメーカーのコンシーラーの色展開はたいてい少なく、アバウトな色しか選べませんが、こちらだとピッタリな色が選べるのではないでしょうか。
現在は下記の色があります(公式ホームページより)。
1242:ライトな肌向けのほんのりとしたピンク
1243:ライト~ミディアムに似合うあたたかなピーチ
1244:ライト~ミディアムの肌色に合うイエローの色合い
1245:ミディアムの肌色に合うゴールドアンダートーン
1246:ピンク系の明るめな肌色
1247:ピーチ系の明るめの肌色
1248:ピーチ系のミディアムトーンの肌色
1310:ミディアムに合うライトイエロー
1311:イエローベースの非常に明るい肌色
1312:ピンクベースのミディアムトーンの肌色
人気色は1242だそうです。おおまかには、1241、1242、1246、1247、1311は色白の肌向け、1243、1244、1245、1248、1310、1312はミディアム色の肌向けのようです。あとは色味の傾向(ピンク寄りか黄味寄りかなど)、色の濃さなどの違いです。
カバーマークのBAさんは、シミ隠しには、肌の色より少し濃いめがよいといわれましたが、ナーズのBAさんには、できるだけ肌の色にピッタリ合ったものを選んだほうがよいといわれました。濃い色をつけると、「コンシーラー塗ってます」という感じにみえてしまうそうです。
ただ、他のメーカーはナーズほど色展開がないことがほとんどなので、ピッタリの色を選ぶのは難しいと思います。その場合はどちらかといえば、少し濃いめの方がよいと思います。私の経験上も、シミに関しては濃い色の方が簡単に隠れます。
カウンターでつけてもらった色は、本当にジャストな色でした。ネットで適当な色を選んで買ってしまおうかと迷っていましたが、実際につけてから買ってよかったです。特にナーズのコンシーラーに関しては最初はカウンターで買うことをおすすめします。私の場合はそうですが、もしネットで買っていたら、見当違いな色を選んでしまっていたような気がします。
2回目からは、ネットのほうが安く買える場合もあるので探してみてもいいと思います。
ナーズ(NARS)とカバーマークのコンシーラーの比較
カバーマーク | NARS | |
---|---|---|
価格 | 3780円 | 3672円 |
色展開 | 4色 | 11色 |
紫外線防止効果 | SPF33 PA+++ | 特に記載なし |
テクスチャー | 固形 | 液状 |
カバー力 | ◎ | 〇 |
薄づき | 〇 | ◎ |
つけやすさ | ◎ | 〇 |
2つを使ってみて、どちらも優秀なコンシーラーということがわかりました。価格もあまり変わりませんし、あとは、何を重視するかによると思います。私の場合は、やはり手強いシミがたくさんあるので、カバー力は絶対に譲れません。その点では若干ではありますが、カバーマークの方に軍配が上がります。
一方、仕上がりはナーズの方が薄づきで自然な仕上がりです。そのせいか、私のシミの中で一番濃いところがうまく隠れませんでした。そこだけカバーマークを重ねるとうまく隠れました。
ナーズのコンシーラーは写真のようなアプリケーターでトントンとつけていくタイプです。
こちらの方が使いやすいという方もいると思いますが、私には少し難しかったです。また、液状なので、失敗するとすぐ乾いてしまい、修正がしにくいとも感じました。
カウンターでは筆でつけることをおすすめされましたが、朝からそんな手間のかかることはできません(笑)。このコンシーラーは、やはり少しずつ丁寧につけて、濃いシミのところもうまく重ねづけできればすごくきれいに仕上がるようです。ほんの少しのことなのですが、これが朝の忙しいときには面倒に感じてしまいます。このひと手間をかければ、カバーマークよりも仕上がりはきれいになると思います。
カバーマークは、固形で粘度が高いので、乾きにくく、雑に手でたたきこんでも修正や重ね付けがうまくいく所が、やはり使いやすいと感じました。テクニックいらずできれいに手早く仕上げられます。
メイクがあまり得意でなく面倒くさがりの私には、カバーマークの方が合っていると思いましたが、仕上がりの滑らかさ、肌の色にあっているナチュラルさのあるナーズも捨てがたいです。カバーマークは、カバー力があるだけに、やはり、ナーズに比べると厚塗り感はあります。ナーズは本当に薄づきで、肌がきめ細かく見えます。これだけ薄づきでカバー力も兼ね備えているコンシーラーは、なかなかないのではないでしょうか。
どちらもかなり優秀なコンシーラーで、どちらを買っても失敗はないと思います。それぞれの特徴をみて、用途に合った方を選べばいいと思います。
イヴサンローラン ラディアントタッチ
海外旅行をしたときに、空港ですごく安く売られていたので、試しに買ってみました。
シミ隠しに使うつもりだったのですが、残念なことに、私のシミにはほとんど効果はありませんでした。
シミに使えなかったものの、もったいないので、ほうれい線の影をとばしたり、目の下のハイライト的に使ってみました。
自己満足かもしれませんが、すごく顔色がきれいになり、若返ったような気がしました(笑)。
おそらくかなりレフ板効果があるような気がします。そのような用途で使う人には良い商品だと思いますが、シミには効果はないので、その用途では私はおすすめしません。シミ隠しには上記のNARSやカバーマークのほうをおすすめします。
まとめ
3つのコンシーラーをご紹介しましたが、使い道や、仕上がりの違いなどで選べば、どれもおすすめできるものです。
これから検討される方は、使った感想として個人的に以下のように感じましたので参考になれば幸いです。
カバーマークのブライトアップファンデーション:とにかくシミをしっかり隠したい、テクニックいらずで手早くつけたいという人向け
ナーズ(NARS) ラディアント クリーミー コンシーラー:薄づきで肌の色に合った自然な仕上がりにしたい、または仕上がりの完成度を重視したい人、メイクにある程度慣れている人向け
イヴサンローラン ラディアントタッチ:シワ・クマ・ほうれい線の影を飛ばしたい、顔色調整(ハイライトなど)を重視する人向け(濃いシミ隠しには不向き)