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コスメ

国内で取り扱いのない香水を格安・簡単に入手できる通販サイト(ケーレックス、ルールブルーなど)

香水は、コレクションするのだけは大好きで、若い頃は結構色々試してきました。

最近は、少し遠ざかっていたのですが、ふとしたことで「ケーレックス」を思い出し、取り出してみました。
手にワンプッシュしてみると、一瞬で若い頃の色々なことが思い出され、懐かしい気持ちと同時に、ものすごいアロマ効果もありました。

ケーレックスは、プリスクリプティブが2005年に撤退してから一時期、国内で購入することができなくなりました。
今から約15年前に、使い切ってしまっていたケーレックスをどうしても購入したいと思い、散々探してやっと個人輸入の通販で購入したという経緯があります。
写真がその時購入したものです。かなり古くなってしまいましたので、家でのアロマ的な使用に限定していますが…。

その頃は、個人輸入のサイトはまだマイナーな存在でしたが、現在はもっと手軽にかつ格安で購入できます。

ここでは、こういった入手困難な香水が購入できるサイトをご紹介します。

私がケーレックスを購入した個人輸入サイト

私が15年前に実際に購入したサイトは、アイビューティーストアです。

この通販サイトは、国内で入手困難な商品などが、格安で購入できる数少ないサイトです。

特にケーレックスについては、当時はプリスクリプティブが日本から撤退した直後だったので、こちらのサイトを見つけてすごく嬉しかったのを覚えています。ケーレックスはグループ会社のアラミスの販路を利用して細々と販売していたのみだったらしいです。

その後、2013年には、ケーレックスはクリニークの傘下に入り、「クリニーク ケーレックス」としてクリニークのロゴが加わったデザインで新たに復活しました。伝え聞くところによると、香りも少し変更されているようですが、ほぼ同じ形で復活しました。

そして、2022年現在では、いくつかの通販でも購入できるようになりましたが、相変わらずリアル店舗では入手困難です。

ただ、15年前とは違い、個人輸入もかなりメジャーになりました。
加えて、アイビューティーストアが、ヤフー(Yahoo!)店を持っていることを最近発見しました。

比較したところ、アイビューティーストア本店の方が、期間限定キャンペーンなども頻繁にあり安いですが、ヤフーショッピングを使い慣れている方、またはPayPay経済圏の方などはヤフー店も使い勝手がいいのではないでしょうか。ポイントを利用すればさらにお得になると思います。

いずれにしても、他の店と比べても、ヤフー店であってもネット上ではほぼ最安値で購入できます。

ケーレックスをお探しの方はぜひ検討してみてください。

アイビューティーストアで購入したケーレックスとルールブルー

ケーレックスにまつわる思い出など

ケーレックスといえば、私を含め、50代の人にはすごく懐かしい香りなのではないでしょうか。
ちょうどバブルの頃から少し後くらいにかけて、絶大な人気があった香水です。
その頃は、香水集めに凝っていた時期で、本なんかも買って研究していたものです。

下の写真の本は当時、香水についてのバイブル的な存在になっていて、何度もチェックしていました。

この本は香水の画像が満載で、見ているだけで楽しくてゴージャスな気分になったものです。
本を眺めながら、持ってもいない香水をつけている自分を妄想したりしていました😅

この本の中に、光野桃さんという方のエッセイがあり、そこでケーレックスがピックアップされていました。
その内容にすっかり惹かれてしまい、早速プリスクリプティブのカウンターへ走りました。

ケーレックスの香り

ケーレックスは、私の購入した香水の中で未だに一番好きな香水です。
正直なところ、香水って、最後まで使い切ったことってケーレックス以外ないんですよね。

色々な香水を試しましたが、私にとってこれほど癒される香りはありません。
人によっては、少々暑苦しい、甘すぎる、重い、などという感想を持つようです。匂いの好みは特に本能的なものなので嫌いな方にはどうやっても好きになれないとは思います。

上記の本での香りのグループ分けでは「フローラルフルーティ」らしいです。
確かに振りかけてすぐに、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系と、マンゴーや桃が混じったようなフルーツの香りが強烈にきます。
そして、時間が経つにつれ、ウッディなシプレっぽい香りに変化してきます。これがまた鼻腔の奥をふんわりと刺激する、なんともいえない落ち着いた香りになり、気分まで癒されます。

この香りは、陽気な南国風なので、本来はお出かけ時や気分をアゲアゲにしたいときに使うタイプの香りなのかもしれませんが、私は、寝る前にシュッとひと吹きするのが好きです。私の脳には何かしら癒しの効果を与えるんでしょうね。まさにアロマ効果です。

先ほど書いたように、現在はネットから気軽に購入できるようになっていますので、なくなったらまた購入します。


ソフィア・グロスマンの香水について

ちなみに、私は今まで気に入っていた香水を辿ると、ソフィア・グロスマンの香水ばかりでした。

ソフィア・グロスマンは、代表的な調香師で、イヴ・サンローランの「パリ」が出世作のようです。
バラの香りが得意でバラの女王とも言われていたそうですが、私はどうもバラの香りは苦手なのでこの「パリ」は使ったことはありません。
意外だったのは、ダウニーの「エイプリルフレッシュ」もこの方が作ったそうです。これがまた中毒性のある香りでロングセラーになっていますよね。実はコストの安い化学製品を上品な良い香りにするのは、かなり難易度が高いらしく、それをやってのけた彼女はやはりすごい才能ですね。

私が使ってきたのは、ビューティフル、ケーレックス、エタニティ、トレゾアです。
バブル時期に一世を風靡した香りですね😁。50代の方には馴染み深い、懐かしい香りだと思います。
どれも少しフルーティな要素がある気がします。そして、ラストノートの柔らかいウッディな感じが共通しています。私がそういう香りが好みなのかもしれません。

香りも調香師で選べば、好みの傾向が合っていて失敗がないのかもしれません。

100年以上続くゲランの名香、ルールブルー

ルールブルーも、私が購入した13年ほど前は国内では入手困難でした。

ルールブルーを購入したきっかけの1つは、上記の本で見た香水の中で、現在も販売されている香水の中でも最も古い世代の香水だったことです。
この香水は1912年にジャック・ゲランが作ったもので、100年以上も前になります。それを聞いただけでロマンを感じますよね。

ルールブルーは、フランス語で「青の時間」という意味で、「黄昏時の、太陽が沈み星が輝きだす一瞬前の時間」だそうです。ネーミングからもイメージが膨らみます。

以前からずっと気にはなっていたのですが、もう1つ、映画でこの香水を見かけたことが後押ししました。
「待つ女」というフランスの映画で使われていました。主人公の女性は、夫からプレゼントされたルールブルーをいつも大事に使っているのですが、ある日、夫が犯罪を犯して長い刑を受けてしまいます。主人公の女性は、囚人となった夫の着替えをアイロンがけするときにルールブルーを振りかけて匂いをつけ、それを届けます。そういったシーンがとても印象的でした。
実は、この映画では香水の名前は言われていませんでしたが、どうしても名前を確認したくて画像を拡大して静止しました😅

他には、カトリーヌ・ドヌーヴも愛用していたそうです。なんかそれを聞くとゴージャスなイメージもしますね。

ただ、いざ購入しようと探してみると、ネットでも購入できるところがなかなか見つからず、やっと見つけたのが上記のアイビューティーストアでした。

どんな香りかも試さないままのチャレンジ購入でした。

ゲランの香水はずっと憧れで、1つは欲しいと思っていました。
商品が届いたときは、その独特のデザインのボトルを見てうっとりしてしまいました。本当に素敵です。

そして、ドキドキしながら試してみたのですが……良い意味で懐古的な感じのする香りでした。100年前のベル・エポックのフランスを感じる香りです(笑)。
トップノートはアニスが入っているので少し鋭いスパイシーな香りから始まります。そこにパウダリーな感じも加わり、だんだん柔らかいフローラルな香りに変わってきて、ラストはバニラのようなお菓子のような甘い香りになります。
口コミでは「昔の美容室の匂い」とか書かれていましたが、確かにそんな感じもします。でもあの匂いって何か落ち着きませんか?私は、結構好きです。
また、50代になって改めて試してみると、かえって年齢的にとっつきやすくなっていると感じました。
上記の本の中での香りの分類では「フローラルスイート」となっていました。

ルールブルーは、現在はゲランのカウンターでは限られたところでしか購入できませんが、いくつかの国内の通販で購入できます。
その中でもやはり現時点ではアイビューティーストアが格安です。

センターのシールがちょっと味気なくなっているのが残念ですね。元のものに戻して欲しいです。

まとめ

以上、国内で入手困難な香水を購入した方法をご紹介いたしました。

新しい香水が次々と販売されていますが、好きな香水というのはあまり変わらないものです。年を重ねるとなおさら新しいものよりも慣れているものに向かいがちです。

ただ、古い香水はなかなか手に入れにくい場合が多いので、上記のような個人輸入サイトを探してみてはいかがでしょうか。



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