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グルメ

ラシェット・ブランシュ(白金)

先日、白金にあるフレンチレストラン、ラシェットブランシュに行ってきました。

南北線の白金高輪駅から歩いて7、8分の商店街の一角にあります。

不便な場所だと思われているようですが、地下鉄沿線に住んでいる人なら、それほどでもありません。

予約が取りにくいこともしばしばある人気店で、やっと行くことができました。

当日もやはり満席でした。

お店に入るとナイスミドルという感じのシェフがにこやかに迎え入れてくださいました。もう一人、男性のソムリエの方がいて、2人体制で切り盛りされています。

お店はかしこまった感じはないけれども、適度に高級感、清潔感があって、それでいてリラックスできる空間でした。テーブルとテーブルの感覚が広いので、圧迫感がないせいでしょうか。

メニューはコースが「シェフのおまかせコース 6500円」か「美食のコースメニュー 8500円」がありますが、好きなものが選べないのでやめました。

まず、アミューズが出てきました。

豚のリエットのリンゴのピューレ添えです。

サクサクのバゲットに、適度な塩気のある滑らかなリエットとピューレの控えめな甘味がすごくマッチして、とても美味しかったです。この時点で期待感がアップしました。

次は、冷たい前菜で、フォアグラとウサギのジュレ添えです(正しいメニューの名前は忘れてしまいました)。3つのコンビネーションがバッチリでした。

次は温かい前菜で、ラングスティーヌとアスパラのリゾットです。

こちらは、シェフのスペシャリテで、一番期待していたものです。

これは文句なしに絶品でした。私の中では久々のヒットで、これだけのために食べにくる人も多いと思います。海老のだしが利いているせいか、コクとうまみが絶妙です。

温かい前菜2つ目は、筍のフリットとリドヴォーのポワレ(正しい名前は忘れてしまいました)です。筍はそれほど好きではないほうなのですが、これは揚げてあるので、香ばしくておいしく食べれました。リドヴォーは大きめでプリっとしていました。ソースは酸味のあるさっぱりしたもので仕上げられていました。

いよいよメインは、ランド産仔鳩のローストです。

モモ肉以外にハツとレバーも添えられていて色々な味が楽しめました。

ソースのコクと甘味と酸味がちょうどよく、少し濃厚で、ボリュームがあり、この時点でかなり満腹になりました。

デザートは、苺とラズベリーとブルーベリーのタルトにしました。

とにかくイチゴがすごく良い素材のものが使われているのがわかりました。これでもかというくらい贅沢に盛られていました。ラズベリーとブルーベリーも添えられ、ゴージャスな一品です。

最後はプティフールに生チョコが出てくるのですが、写真を撮り忘れました。

これがまた濃厚でおいしかったです。プティフールとしては、しっかりしたボリュームでした。

私たちは、アラカルトで前菜3品、メイン1品、デザートというかたちにしました。

量は丁度よかったので、アラカルトで食べる予定の方はご参考ください。

アラカルトは少し高くなってしまいますが、たまの贅沢だったので、食べたいものを食べようと、少し奮発しました。

結果としては、下調べして好きなものを食べることができたので、大満足でした。とくにラングスティーヌとアスパラのリゾットは、断然おすすめです。

ただ、コスパが良いといわれていますが、それほど良いとは思いません。庶民感覚だからかもしれませんが、やはり、高級フレンチの枠には入ると思います。

それでも値段以上の満足感は得られますので、そういう意味ではコスパが良いといえるのでしょうかね。いずれにしても、味に関しては間違いがないので、おすすめできるお店です。

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