旅行記

利尻~礼文2泊3日旅行記【3日目】

3日目
7:30~礼文島観光(桃岩展望台)
礼文島(香深)発 12:25 ⇒ 14:20稚内港着
稚内港周辺観光(北防波堤ドーム→道の駅わっかない)……バスターミナルから稚内空港へ
稚内空港発 17:30発 ⇒ 札幌(新千歳)空港着 18:25着
札幌(新千歳)空港発 19:30発 ⇒ 東京(羽田)空港着 21:05着

3日目になり、初日から懸念していた台風が、西日本辺りまで北上してきていました。この日は午後の船で稚内へ行かなければ飛行機が間に合いません。そもそも、飛行機が飛ぶかも未定でした。その場合は延泊なども考えないといけないので、ネットで飛行機の運行状況をチェックしつつの心配な観光となりました。

桃岩展望台

この日も午前中の動ける時間を有効に使うために早めにチェックアウトを済ませ、昨日行けなかった桃岩展望台へ行くことにしました。

天気は少し不安定になっていて、曇っていて時折雨がぱらついていました。

フェリーターミナル近くでタクシーを探しましたが1台しか見当たりませんでした。ちょうど暇をつぶして話込んでいた運転手の人を見つけたので、逃すまいと急いで声を掛けました。タクシーは意外に少ないので、必要な場合はホテルで呼んでもらった方が確実かもしれません。

早速桃岩展望台へ出発しました。タクシーの運転手の話では、「今日は恐らく霧が深くてほとんど視界がきかないと思いますよ」とのことでした。その言葉通り、山へ向かうほど、霧が深くなっていて、かなりがっかりしました。この展望台の景色は礼文の代表的な絶景ですので…。

フェリーターミナルから展望台までは車で10~15分くらいで着きます。途中の道は本当に狭くて、運転するには超難所で年配のタクシー運転手の方の運転技術に感心してしまいました。運転に自信のない人はやめたほうがよさそうです。昨日もしもここまでドライブしていたら事故を起こしていたか、車をぶつけてしまっていたかもしれません。

車を降り、せっかく来たのでとりあえず展望台まで歩いていきました。景色は写真の通り、霧で全く見えませんでした(涙)。

天気が良ければ桃の形の巨岩と花畑、青々とした山々が見えるはずでした。

またいつか来れることを期待して、山を下りることにしました。

下りの道すがら、少し咲き残っている花を観賞できました。写真ではわかりにくいですが、このような小さな色とりどりの花が延々と連なっていて、とても綺麗でした。

途中、「花ガイド」付きのツアーの方々とすれ違いました。私も、オプションで花ガイドを付けようかと迷っていましたが、この日の天候では、やめておいて正解でした。あと、横から聞いていると、花によほど興味のある人でなければ必要ないかなと思いました。花を見てきれいかどうかが鑑賞できればいいという人、ガイドに縛られずに自由に行動したい人にはガイドは不要かなと思います。

桃岩展望台周辺は探索コースがきれいに整備されていますので、自分で調べれば特にツアーを組んで費用をかけなくても十分楽しめると思います。

帰り道はタクシーで来た遠回りの車道を通るのはやめて、タクシーの運転手さんに教えてもらった山道を通る近道で行くことにしました。ちょっと不安でしたが、今はグーグルマップという便利なものがありますので何とかなります(笑)。

展望台周辺はこのようにきれいに整備されていますが、少し山道に入ると若干けもの道っぽい狭い道になります。でも何人か山へ向かうトレッキング客の人ともすれ違いましたので、利用する人も結構いるようです。

40分くらい歩いたら、フェリーターミナル近辺の市街へ抜ける道へたどり着きました。

海鮮処かふか

10時半頃にはホテルに戻り、荷物を受け取って、ホテルの隣にある「海鮮処かふか」へ行き、最後のウニを堪能しました。

お店は11時の開店と同時に入りましたが、予約席も多いので、あっという間にほぼ満席になりました。

早速、迷わずウニ丼定食を注文しました。

ウニの値段は時価で変動します。この時は、ぎりぎりバフンウニが食べられる時期でしたので、少しお高めでした。4000円ほどだったと思います。この店のウニ丼も本当に美味しかったです。

この3日間、利尻島、礼文島でウニを食べてきましたが、大げさでなく、私がこれまで食べてきたウニの中で断トツで美味しかったです。ウニの質はどこの店も大きな差はなく、すべて絶品でした。

やはり、新鮮さとバフンウニ独特の滑らかさと濃厚さが決めてなのでしょうか。日頃食べているウニとは一味違いました。ウニの臭みが苦手な人も多いと思いますが(私もその一人ですが)、そういう臭みが全くありません。

利尻、礼文に来たらウニは絶対はずせませんね。それがメインの目的の人が多いのも頷けます。

礼文島からフェリーで稚内港へ

ホテルのスタッフの話では、私たちが乗る予定の12時25分発の次の、14時台発以降の船が欠航になるかもしれないということだったので、ぎりぎりセーフでした。

観光を早めに切り上げて稚内に向かう人などで、フェリー乗り場はごった返していました。そのためかなり早めに列に並び、30分以上待ったので、結構くたびれました。船中は升席、雑魚寝状態なので、乗船早々にゆっくりできる場所を急いで確保し、約2時間ほどの船旅となりました。

いよいよ台風が北海道まで影響が出始め、観光客も皆そわそわしていました。

私も船の中でネットの飛行機の欠航状況の確認ばかりして落ち着きませんでした。こういう天候のトラブルがあった場合はツアーだったら調整などをしてもらえて安心だろうなと思いました。

この旅行では、飛行機とホテルをそれぞれ自分でバラバラに予約していたので、何か事情があって乗り継ぎなどができない場合もすべて自己責任となってしまいます。それもあってすごく不安だったのです。

JR稚内駅周辺を観光

無事、定刻通り稚内港へ到着できました。

稚内フェリーターミナルからJR稚内駅は歩いて10分ほどで到着しました。

稚内空港へ行くバスの時刻までに、1時間ほど時間があったので、空港バス乗り場に隣接するJR稚内駅周辺を観光しました。

JR稚内駅は日本最北の駅になるので、ホームにも看板が掲げられています。

その記念碑的なものが飾られています。

北防波堤ドーム

JR稚内駅から歩いて5分ほどのところに北防波堤ドームがあったので、ついでに見にいきました。

とにかく大きくて圧巻でした。ほとんど人のいない暗いドームは少し怖い感じもありました。

特に他に何があるわけでもありませんが、現代ではあまりみられないような豪華で堅牢な巨大建築物なので、ついでであれば見にいってみてもいいと思います。

道の駅わっかない、夢食館北市場

再びJR稚内駅に戻り、隣接する「道の駅わっかない」と、すぐ近くにある「夢食館北市場」をぶらついて、おみやげを物色しました。

「夢食館北市場」は海産物のみやげものから菓子のみやげものまで種類が豊富で目移りしてしまいました。ここに来れば、ほぼみやげもの探しに困ることはないのでおすすめです。

ここで私は会社へのおみやげに稚内限定の「流氷まんじゅう」を買いました。

パッケージがいまいちなので、ちょっと迷いましたが、お店イチオシのおみやげだったので、試しに買ってみました。これがすごく好評で、美味しかったです。

空港バス~稚内空港~新千歳空港までのドタバタなど

稚内空港までのバスのチケットを買い、30分くらい前からバス停でスタンバイして待っていました。というのも、バスの本数が少なく、予定のバスを乗り過ごしたら、飛行機に乗り遅れて帰れなくなってしまうからです。しかもこのバスが飛行機の出発時間にギリギリの到着予定なので、もしバスが遅れたらどうしようと緊張しました。これも個人旅行の面倒なところです。

心配が的中し、バスが定刻に来ませんでした。そのうえ、ようやく到着したバスは、予想していた空港バスと違って、路線バスと同じ仕様のかなり年季の入った古いバスでした。

さらに、途中でバスに不具合があり、運転手が点検するなど、どんどん時間が過ぎて焦りまくりました。

空港へ到着した時間がすでに飛行機の出発時間になっていたので、バスを降りたとたん、猛ダッシュしました。ところが幸い飛行機も遅延していて、出発まで十分時間があることがわかり、あまりにホッとしてその場で脱力してしまいました。

空港のスタッフに運行状況を確認したところ稚内から新千歳までは、とりあえず飛ぶことが決定しているが、新千歳から羽田まではまだ決まっていないとのことでした。

新千歳で足止めを覚悟しなければいけませんでしたが、新千歳まで行けるだけでも良しとしなければいけないかな、とも思っていました。礼文で足止めという厄介な状態はとりあえず避けられましたので。

そして、30分ほど遅れて稚内から小型のプロペラ機で新千歳へ出発しました。

飛行機の中から、利尻島(写真の上左、利尻富士が見えます)、礼文島(写真上右に見えるうっすらと低い島)が見えました。思ったより本土から近くにあることに驚きました。

18時半頃に新千歳に到着しましたが、羽田へ飛べるかどうかが、まだ決まっていませんでした。離陸1時間前なのにまだ決まらないのか、とイライラしてしまいました。

今から思えば、台風がちょうど日本海側(新潟沖辺り)に抜けていた時だったので、台風の日本海側での北上とすれ違いに太平洋側から羽田へ飛べるかを検討していたんだと思います。台風とすれ違いに飛行するというのもかなり珍しい現象だと思います。

それで、その後「出発は決定しましたが、行き先が中部空港となる可能性があります」とのアナウンスがあり、中部空港からどうしろっていうこと?と混乱しました。

とりあえず、払い戻しなども面倒なので、出発することにし飛行機に乗り込みました。予約時は飛行機は満席だったはずなのですが、3割くらい空席がありました。おそらく、それは予定を変更して早めたか、延泊することにした人達の席だったんだろうと思います。

飛行機は台風の影響で相当揺れてひやひやしましたが、なんとか羽田へ到着することができ、ドタバタ、心配し通しでしたが、無事全行程を終えることができました。

これが9月4日でした。5日には北海道地方に台風が上陸し、6日には北海道胆振東部地震が起きました。

もし3泊4日にしていたら、台風に遭っていただろうし、そうすると、そのまま延泊することになって地震に遭い、さらに帰るのが困難になっていたと思います。

この旅行でも台風とすれ違いに帰るというぎりぎりのタイミングでしたので、少しでも予定が遅れていればすべてが変わっていたと思います。

とにかく今回の旅行では偶然が重なり奇跡的にトラブルを回避できたことに驚いています。

まとめ

今回の利尻島、礼文島の旅行では、自然に癒され、グルメ(ウニ)を堪能でき、私の中では、なかなか満足できる旅行でした。

特に礼文島は、景色の美しさに感動しました。ただ、時間がなく、ゆっくり見られなかったり、回り切れなかった箇所がいくつかありましたので、また是非行きたいと思いました。

利尻島と礼文島をセットで旅行する計画をされる人が多いと思いますが、時間配分は礼文島を多めにしておいた方がいいと思います。

礼文島でのハイキングは結構時間がかかりますし、今回のように霧が出ることも多いようですので、日程に余裕があれば予備日があった方が安心だと思います。

また、利尻島は、やはりガッツリ利尻富士を登るという目的で行く人向けなのかなと思いました。

ゆっくり花を見て歩いたり緩やかなハイキングを楽しみたい場合は礼文島のほうがいいのかなと思います。

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