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無効なトラフィックでアドセンスから広告制限を受けた時の対策

先日、アドセンスから下記のタイトルでメールが来ました。
「お客様の AdSense アカウントでの広告配信を制限しました」
その時は、理由もわからずペナルティで広告が表示されなくなり、大袈裟ですけどちょっと震えました😅

今回は、この件についての経緯と私のとった対策をご紹介します。

無効なトラフィックとは?

広告制限は、ある日突然のメールでの通知から始まりました。
下のような文面です。

「お客様のアカウントにおいて、不正に広告収益をあげる目的と思われる無効なトラフィックが検出されました」と書かれています。
「不正な広告収益を上げる目的」というところなどは、全く心当たりがないことなので気分の良いものではありません。
アドセンスの挙げる禁止行為は以下のようなものです。

  • サイトのサポートをユーザーに依頼する行為
  • 広告を表示したユーザーに報酬を提供する行為
  • そうした行為を行う第三者に対して資金提供を約束する行為
  • 自分の広告をクリックする行為
  • ロボットといった不正な行為を行うソフトウェアを使用すること

このような行為は、どれも行っていません。
何か明らかな不備があるのであれば対策は簡単ですが、制限をかけてくるのにその理由を提示してくれないのは困ったものです。
「理由不明なことで広告制限がかかる」というのはYouTubeでもよく聞かれます。
結局、体験者の対策を調べたりして、手探りで原因を考えて訂正を加えるなどしか方法はないんですよね。
ただ、訂正を加えるといっても、よくわからないまま闇雲にやってしまうと、かえって悪化する可能性もあります。

私の場合の広告制限の原因は何だったか?

では、私の場合、何が原因で広告制限を受けたのか、さらにネットで調べてみました。

検索してみると、アドセンス狩りといって、わざと何度も広告クリックを繰り返して無効なトラフィックを発生させて、サイトからアドセンスを剥奪させるという悪質なイタズラ行為があるらしいです。
私の場合も、いくつか不審なクリックがあり、ページCTRの率が高すぎる日がありました。5%を超えると不正に多数回クリックされた可能性があるようです。
アナリティクスなどでクリックを何度も繰り返した人物が特定できれば、それをアドセンスへ報告することで制限が解除されることもあるようです。
私もやってみようかと思ったのですが、ちょうどアナリティクスがGA4にバージョンアップした時だったので、まだ操作方法に慣れていなくて特定できませんでした。

もう1つ、考えられることが書かれていた記事をみつけて、これだ!と気づきました。
それは、記事を書いた後に何度もプレビューを表示して確認していたことでした。

サイトにログインしてプレビューで確認するぶんには問題ないと思い込んでいました。
ところが、広告が表示されるだけでインプレッションとしてカウントされその回数が収益に加算されます。
プレビューでも広告は表示されてしまいますので、広告を自己クリックするほど大きな影響はないにしても、故意にインプレッションを増やしたことになってしまい、良いことではありません。

広告制限が解除されるようにするための対策は?

結論から言いますと、私の場合は何も対策はせず、解除されるのを待ちました。
ウェブサイトの知識に詳しいわけではないので対策できなかったともいえます😅

私の場合はどうしたか?

私の場合、広告制限のお知らせメールが来てから10日目には表示が回復していました。

広告制限開始から解除までのスケジュールは以下の通りです。

  • 広告制限のお知らせメールが来た時点で既にブログに広告が表示されなくなっていたが、その当日の収益は少し出ていた。
  • 翌日からは広告表示がほぼ0となる。
  • 広告制限の翌日から数えて10日目に突如、広告表示が通常通りに回復する。ただし、それについてのお知らせメールはなく、アドセンスの警告表示も消えていなかった。
  • しばらくして、気がつくとアドセンス警告表示も消えていた(いつ消えたかは不明。多分1週間後くらい?)。

このような感じで無事に短期間で回復し、本当にホッとしました。
お知らせメールには「30日以内か、場合によってはそれ以上」という漠然としたことが書かれていたので、不安でいっぱいでした。
今回はとりあえず、結果オーライということです。

有効な対策として挙げられていること

ウェブで検索してみると、何かしらの対策をされている方も結構いらっしゃいます。
その中で、有効だと思われるものは以下のものかな、と思います。

  • 何度もクリックをする人物を特定し、アドセンスに報告する。
  • プレビュー表示の際にアドセンス広告が表示されないように、WordPressテーマのphpファイルに直接コードを記述する。

ただし、どちらもかなりウェブサイトのシステム等に詳しい人でないと、かえって泥沼に陥る可能性があります。
私は、調べていくうちに難しくて挫折しました😅

無効なトラフィックとされないためには

対策をした結果、制限が短期間で解除された人がいる一方で、色々と対策しても解除されない人もいるようです。
それはやはり、明らかな原因や解決法がアドセンスから提示されないからで、結局何が最善かはわからないままなんですよね。

ですので、知識の少ないブロガーが無理に策を講じても必ずしも良い方向に向かうわけではないと思われます。
私を含めそういった場合は、1つの解決策としては、何もしないで放置することです。
こう言ってしまうと元も子もありませんが、よっぽど大きな違反でないかぎり、時間の差は多少あっても自然に解除されることがほとんどのようです。

ただし、1つだけ注意したいのは、ブログのプレビュー表示をしないことです。
私は、広告制限期間に、これだけは注意していました。

特に、アクセス数の少ないサイトでは、1回のプレビューでも全体の割合として大きくなってしまうため、制限を受けやすいようです。
アクセス数が多ければ多少のプレビューではそれほど影響はないのですが、そこは弱小ブログの悲しいところです😢

今後の対策として、広告がプレビューに表示されないようにコードを書き換えることは、おいおいできればやってみたいと思いますが、無理にいじって間違えると大変です。

ただ、ブログの投稿時の確認で、どうしても最低1回はプレビューで確認したいというのはありますよね。
1回の確認くらいであれば、ほぼ制限は受けない範囲のようです。

ですので現時点では、プレビュー表示は確認のための1回のみにとどめるということが無理なくできる対策かなと思います。

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