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ピアノ

30年ぶりのピアノ教室 「喜びの島」と「スカルボ」5年計画

ピアノを再開して丸3年が経ちました。
そして、2025年には大きな決断をしました。30年ぶりにピアノ教室に通い始めたんです。

ピアノ教室に通い始めることで、取り組み方にも変化が出てきました。

今回は、ピアノ教室での近況と、今年是非とも取り組みたいと思っている曲をご紹介します。

独学ピアノに限界を感じた

25年ぶりにピアノを再開して3年目に入っていた頃、かなり指は動くようになってきたものの、そこから先がなかなか見えてこないという状況に陥っていました。

いくつかの曲に挑戦しましたが、どれも中途半端で、しっかり仕上げられたという納得感が得られない不完全燃焼状態になりました。

その原因を考えてみて「第三者の評価がない」ということだと気づきました。
弾いていて「これで正しいのか」といつも不安がつきまとい、「どこまでの完成度で弾けるのがゴールかという基準も曖昧」という状態に限界を感じ始めていました。

そういう状態で練習していても、モチベーションが保てないし上達していかないと感じ、思い切ってピアノ教室に通うことを決断しました。

ジャズピアノも教えてもらえるピアノ教室を見つけた

ピアノ教室に通い始めるのには、ちょっと勇気がいりました。
一番の理由は、先生に出された課題をこなしていく自信がなかったからです。
強制されず、練習時間を決めずに気まぐれに弾くだけでは済まなくなります。
何より、レッスン料がかかってくるわけですから、半端な気持ちでは通えません。

なので、できるだけ負担に感じずに継続できるようにしたいと思い、歩いて行ける距離の教室を探しました。通うだけで大変になってしまうと継続も難しくなりますからね。

ネットで調べると、結構な数がありましたが、圧倒的に子ども向けの教室が多いんですよね。
大人向けで、中級以上向けのところを探すとかなり絞られました。

私は、幼少期から中学生くらいまでの10年間はクラシックピアノを結構しっかりめに習っていました。
その後は、大学受験や仕事でブランクがあったりもしましたが、一時期はジャズピアノにハマって、教室に3年ほど通っていたこともありました。といっても、ほぼマスターせずに挫折してしまいました。

なので、クラシックピアノだけでなく、ジャズピアノも学び直したいという思いがありました。
そう考えながら探していると、たまたま、どちらも教えてもらえる先生を近所で見つけました。
その先生は、音大を出て留学もされているバリバリのクラシックピアニストですが、ジャズ理論にも精通されているという珍しい方です。
これは、私にとってはぴったりの先生だと思い、早速通い始めることにしました。

ピアノ教室は1回1時間(月2回)ですが、前半30分は、私が練習しているクラシックの曲をみてもらい、後半30分は、ジャズピアノを教えてもらうことにしました。

現時点で3カ月たちましたが、クラシックとピアノを半々でみてもらっているので、当然ながら、進度も遅くなります。
なので、先生にみてもらっているもの以外の曲を、並行して自主練してます。

これまでに挑戦した曲

ピアノを再開してからは、敢えて難易度の高い曲を選んで練習してきました。
技術的にまだ届いていない無理な挑戦ばかりになるので、辛い時もありますが、50代の間はこの調子で進めていこうと思います。
難易度の高い曲に挑戦できる時期は限られているからです。

3年間に挑戦した曲は以下の通りです(挑戦した順)。

ショパン「革命のエチュード」
ショパン「幻想即興曲」
ショパン「英雄ポロネーズ」
ラヴェル「水の戯れ」
カプースチン「トッカティーナ」
シューマン=リスト「献呈」
ラフマニノフ「楽興の時 第4番 Op.16-4」(現在譜読み中)

1年間に約2曲というのは、ちょっと少ないですね。
でも、敢えて難しい曲を選んでいるので、しかたないかなと思っています。

私のピアノ歴で初のドビュッシーに挑戦

次に挑戦する曲は、私のピアノ歴では初のドビュッシー「喜びの島」に決めました。
できるだけ幅広い作曲家の曲に挑戦してみたかったというのも理由の1つです(といっても、やはりショパンは多めになりますが)。

あと、上記の挑戦した曲をAIに入れると、次に挑戦するおすすめの曲として、この「喜びの島」をあげてきたのもきっかけになりました。
AIは、自分のこれまでに取り組んだ傾向からおすすめの曲をあげてくれたり、曲の難易度を教えてくれたり、結構参考になる回答が返ってきておもしろいですよ。

この曲は、「のだめカンタービレ」にも登場していて、難易度もかなり高い曲ですが、演奏映えもしますし、挑戦のしがいがあります。
技術的に難しいだけでなく、音楽的な表現力が要求される曲でもあります。

ピアノピースがなかったので、安川さんの校訂版にしました。
私のような趣味ピアノレベルの場合は、原典版にこだわる必要はなく、校訂版の方が便利で取り組みやすいと思います。

「スカルボ」チャレンジ開始

もう1曲、ラヴェルの「スカルボ」にも並行してチャレンジを開始することにしました。
この曲は、私にとっては、究極の到達点のような曲で、最も難しいピアノ曲ランキングなどで必ずといっていいほど挙げられる難曲です。

もちろん、そんな難曲を弾ける技術は今の私にはありません。
プロのピアニストでもコンサートで弾くのを躊躇するような曲ですから。

私がそんな曲にチャレンジする理由は3つあります。
①弾けるくらいに上達するまで待っていたら、老人になってしまう。
段階を踏むのが正しい方法なのですが、そうしていたら年齢的にチャンスを逃すのは目に見えています。
そもそも、弾けるレベルには一生達しない可能性のほうが大きいです。

②シンプルに、この曲が大好きだから。
ラヴェルといえばこの曲、という人も多いようです。
それだけ魅力的で、聴く人を惹きつけてやまない曲ということですね。
ただやみくもに難しいだけの曲ではなく、ダークな曲調でありながら豪華絢爛で、起伏に富んでいて物語性があり、技術と音楽性の両方が問われる曲であることも挑戦してみたい気持ちに駆られた理由です。
やはり、曲自体が好きでないと続かないですからね。

③クラシックピアノ屈指の難曲にチャレンジしたことで見える景色に興味がある。
最も難しいといわれる曲にチャレンジしたことは、自分のピアノ人生で貴重な経験になるのではないかと思います。
この曲からみれば、他の曲はほとんどが簡単なわけなので、少なくとも何かしら変化があるのは間違いないと思います。
そしてその後、自分がどう変わるか、他の曲に取り組む時にどう感じるか、その変化にも興味があります。

「スカルボ」チャレンジは1日10分以内に

とはいえ、今の私のレベルには全く合っていないわけですから、おそらく先生からも取り組む許可は出ないでしょう。
なので、先生には内緒で日々の他の曲の練習の妨げにならない範囲で、超細々と続けていく予定です。
そのために、「1日10分以上は練習しない」というルールを決めています。
そうしていかないと、継続が難しくなるのが目に見えているからです。無理して頑張り過ぎると、絶対に挫折します。

私がこれまでに難曲を仕上げるのに、だいたい2年はかかっているので、これを目安に、練習スケジュールやその曲とのレベルの差を加味すると、5年はかかるとみています。
上記のルールを守って続けていくとなると、譜読み(通しで理解するまで)に2年、仕上げに3年というところでしょうか。
気が遠くなりますが、コツコツがんばります。

早速、楽譜も買ってスタンバイしています。
下のペルルミュテール校訂版は、指摘部分が青字の2色刷りで見やすく、指番号もかなり詳しく書かれています。

ピアノ教室に通い始めてからの変化

ピアノ教室に通い始めて3カ月経ち、色々思うところもあります。
今の先生との意思疎通の難しさも感じ始めています。
自分が指導してもらいたいことと、先生が指導したいことの行き違いを感じることが多くなっています。
まぁ、いきなりドンピシャで自分に合う先生に出会えることも難しいと思いますので、しばらくは続けてみようと思います。

とはいえ、教室に通い始めると、やはりモチベーションが格段にアップしたことだけは断言できます。
独学でやっているよりも、強制的に課題という義務ができるからかもしれません。
30年ぶりの教室通いは、まだ緊張する部分もありますが、怠け者の私には良いスパイスになっているようです。
リタイア生活でなまっていた脳が、フル回転する時間にもなっています。
ピアノ演奏やジャズ理論の勉強は、脳トレにもピッタリだと思います。

今年の目標

今年は、ピアノを再開して4年目に入るので、家で練習するだけの状態から、人前で弾く体験を増やしたいと思っています。

ストリートピアノ、YouTube配信、弾き合い会への参加、ピティナステップへの参加など、人に聴いてもらう体験は、どんな練習よりも上達のきっかけになります。

ただ、未だに完璧に弾ける曲が1曲もないんです😢
弾けるものも、全部90%くらいの出来で、必ずつっかえるところがあります。
なので、どうしても人前で弾くことへの精神的なハードルが高くなっています。

でも、完璧をめざしていたら、いつまでも人前では弾けないと思うので、今年こそは、上記のどれか1つだけでもチャレンジしたいと思っています。


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