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旅行記

佐渡島 2泊3日旅行(+新潟市内半日観光)1日目①

先日、佐渡島旅行に行ってきました。
離島好きなので、佐渡島はいつか行ってみたいと思っていました。
コロナが明けて、さて旅行にでもと思っていたのですが、どこもかしこも外国人観光客だらけ😰
それで、メジャーどころを避けての選択肢となりました。
時期もピーク時をずらして9月初旬に行ってきました。
結果、観光客も少なめでのんびりと楽しめて良い旅行となりました。

1日目

  • 大宮駅〜新潟駅:上越新幹線(とき) 大宮発(6時33分) → 新潟着(8時10分)
  • 新潟駅〜新潟港(バス移動):新潟駅発(8時25分) →佐渡汽船着(8時42分)
  • 新潟港〜佐渡島(ジェットフォイル):新潟港発(9時40分) → 両津港着(10時47分)
  • レンタカーで島の北半分を観光:両津港出発(11時10分) → 二ツ亀(12時)→ 大野亀(13時) → 弁慶のはさみ岩(15時) → 千畳敷(15時30分) → 春日崎(15時50分) →七浦海岸 夫婦岩(16時) → あめやの桟橋(16時40分)
  • 「たびのホテル佐渡」にチェックイン(17時) →割烹石山(17時30分)

始発の上越新幹線ときで新潟駅〜佐渡島へ

日程がかなりタイトだったため、1日目からフル稼働する必要があり、始発の上越新幹線ときで新潟へ向かいました。
朝3時半くらいに起きなければいけなかったので、夜型の私にはつらいスタートでした。

佐渡島へは、船にも乗るので、移動に結構時間がかかります。
少しでも時間を短縮するために、ジェットフォイル(高速船)にしました。


ただ、このジェットフォイルの料金が、まぁ高いんです。片道7060円ですよ! びっくりしました。
夫婦2人での旅行でしたので、往復割引を含めても、27020円もかかりました。
その分、乗り心地は船とは思えないくらい揺れが少なく快適でした。

レンタカーで島の北方面へ

新潟港を出て約1時間後に佐渡島の両津港へ到着しました。
佐渡島のキャラクター、サドッキーがお出迎えです。


新潟港では大雨だったのが、両津港に着いたときには、すっかり止んで晴れてきたのでホッとしました。

島に着いたら、早速レンタカーで観光開始です。
レンタカーは、事前に「ニコニコレンタカー」に予約しました。
2週間前に予約したのですが、希望の軽自動車は、喫煙車1台しか残っていませんでした。
ピーク時でなくてもこの状態でしたので、早めの予約をお勧めします。

なお、当初は夫の負担軽減を考えて、路線バス観光も考えていたのですが、それだとあまりにもロスタイムが出てしまうことがわかったので、レンタカー観光に変更しました。
旅行を振り返ってみても、短時間で観光名所を制覇したい場合は、やはりレンタカー観光一択だと思います。
私たち夫婦は、離島をよく旅行してきたのですが、例外なくレンタカーでした。
どの島も、交通手段が車メインですので仕方ないですね。

11時少し前に、レンタカー会社へ到着し、軽く説明を受けた後、すぐに車へ案内されて、荷物を積んで即スタートとなりました。

1日目の観光は、島の北半分を攻めていく予定でしたので、最初の目的地、「二つ亀」に向かいました。
ここは、佐渡島の北端に位置する場所で、両津港からは50分くらいかかりました。
途中は、ほぼ観光名所がないので、ひたすらドライブが続きました。

佐渡島は島の真ん中が中心部で、北側は人も車も少なく、のんびりした風景が続きます。
海岸沿いには「佐渡一周線」という県道が、ほぼ佐渡島の縁を囲むように通っています。
これに沿ってずーっとドライブしていくわけです。
すごくシンプルなので、海を見ながら快適なドライブができます。
ただ、注意点は、道が狭くなったり曲がりくねっていたりするところが多いことです。
また、トンネルが一車線という恐ろしいところが数ヶ所あります。
下の写真のような感じです。

二ツ亀

佐渡島で最初の観光地、二ツ亀です。
島の形が、2匹の亀がうずくまっているように見えることから二ツ亀と呼ばれるそうです。

近くにある大きなホテルの駐車場に車を止めて、ホテルの横にある小道から海岸へ降ります。
その道が思いのほか大変で、狭い階段が延々と続きます。

下まで降りきると、絶景が広がっています。

私たちが行った時は満潮に近い時間だったようで、向こう岸への道はほとんど海に埋まっていました。
まぁ、干潮時に渡れたとしても、怖いので渡らないとは思いますがw

想像以上に海の透明度は高くて驚きました。
天気も晴れていて、しかも、ちょうど誰も観光客がいなくて貸切状態でした。
海風が心地よく、壮大な景色に癒される時間でした。

帰りは、ひたすら登り階段で、筋肉痛になりそうでした。
駐車場からかなり遠いのが想定外でした。歩きやすい靴で行くことをお勧めします。

大野亀

二ツ亀から車で5分くらいのところに大野亀があります。
よく佐渡島のポスターに乗っている絶景です。

ここへ着いた時にはもう12時を回っていました。
二ツ亀で歩き疲れたのもあり、観光前にお昼にしようと、「大野亀ロッジ」というお店に入りました。
というか、大野亀には、他にお店が全くありませんので、選択肢がなかったというのもあります。
でも、景色は抜群で、海鮮丼も美味しかったです。海鮮は、その日に採れたてのものも入っているそうです。

腹ごしらえも済んで、早速目の前の大野亀を散策しました。
とにかく、景色は素晴らしいの一言です。
以前に礼文島に行ったことがあるのですが、そこの景色とすごく似ているなと思いました。
5月〜6月にかけては、トビシマカンゾウという黄色い花が咲き乱れて、さらに綺麗な景色になるようです。
それでも十分満足できるくらいの景色でした。
実際に見ても圧巻なのですが、特に佐渡島は写真映えする景色が多いなと思いました。

散策路には、いくつかコースがあったのですが、虫が苦手な私は、もう1つあった森の中に入る遠回りのコースは遠慮しておきました。
それでも十分楽しめました。

弁慶のはさみ岩〜千畳敷〜春日崎

1日目のメインの観光地は見終わり、あとは佐渡中心部へ行く途中の観光地をつまみ食いするかんじで南へ下っていきました。

弁慶のはさみ岩は、その名の通り、巨岩の間にすっぽりとくさび形の岩が挟まっているという、ユニークな景観です。
近くの駐車場からは見えにくい地味なところにあるのですが、近くに行くと、かなり迫力があります。
写真の撮り方次第で、面白い画が撮れると思います。
夕日の時間にくると、さらにきれいだそうです。

道沿いに小さな景勝地がポツポツと点在するので、少し降りて見るというのを繰り返しました。
こういうマイナーなところは、レンタカーでないと回れませんね。

千畳敷は、溶岩が固まった奇岩群です。
遊歩道がありますので散策はできますが、それほど見るものもなく、一瞬で終わりました。
ここは、時間があれば立ち寄ってもいいかもしれませんが、時間がなければ省いてもOKかなと思います。

千畳敷から、次のポイントの春日崎は、車で10分くらいのところにあります。
ここは、佐渡島で有数の夕日スポットです。遮るものが何もなく海が広がっていて、ずっと眺めていたくなりました。
ここのすぐ近くに高級ホテルの「HOTEL OOSADO」があります。
きっとホテルからの見晴らしも最高だと思います。

七浦海岸 夫婦岩〜あめやの桟橋

さらに中心部へ向かって南下を続け、七浦海岸の夫婦岩に立ち寄りました。
無数の奇岩が続く中に夫婦岩があり、幻想的な景色です。日が沈む頃にはさらに綺麗になるようなので、良い写真が撮りたければその時間帯を狙っていく方がいいかもしれません。
私たちは、ホテルのチェックインの時間もあり、まだ明るい時間にしか行けませんでしたが、そこそこ満足でした。

その後、インスタ映えポイントとして有名な、あめやの桟橋にもとりあえず行ってみました。
中年夫婦には不似合いなところかなと思ったのですが…。
混んでいる時は撮影待ちの人がたくさん並ぶようなのですが、この日は先客は若いカップルが1組だけでした。
ところが💢、私たちが撮影待ちしているのをわかっていながら、10分くらい平気で待たせ、数えきらないくらいポーズを変えてずーっと撮り続けていました。
あまりに腹が立って、私が「ちょっと文句言いにいってくる💢」と夫に言うと、「まぁまぁ」となだめられ、なんとかこらえましたが、しばらくは怒りがおさまりませんでした。同時に、若い人たちのモラルは大丈夫なのかと心配にもなりました(もちろん、年齢に限らずモラルのない人はたくさんいますし、この人たちだけ特別だったのかもしれませんが)。
案の定、撮影を終えても、私たちに「お待たせしてすみませんでした」の一言もありませんでした。

一応、何枚か撮ったのですが、日が中途半端に沈みかけていたので、暗い写真しかとれませんでした。
ここは、晴れた昼間に撮るのが一番良さそうでした。

「たびのホテル佐渡」へ

1日目の観光を終えて、「たびのホテル佐渡」へ17時頃に遅めのチェックインをしました。
1日目は、観光スポットはそれほど多くはなかったのですが、車での移動距離が多く、運転手の夫は結構疲れたのではないかと思います。

後日、ホテルの写真を全くとっていなかったことに気づきました。
詳しくはネット上で山ほど画像が出てくるのでそちらを見てください。

素泊まりだったので、お部屋のタイプは少し贅沢にデラックスツインにしました。
このホテルは、結構新しいようで、設備もネットなどに対応した使いやすいものになっていました。
シンプルかつ清潔で、華美ではありませんが、大満足のお部屋でした。

また、お風呂は一応ユニットバスがついていますが、大浴場がとても良いので、そちらがお勧めです。
大浴場はすごく使いやすくて、アメニティも充実していました。

少し休憩して、夕食を食べるところを探しました。
夫がお酒を飲みたいと言うので、ホテルの近辺で開いているところに限定されました。

佐渡島で要注意なのは、飲食店の定休日が多いことです。平日に週2回以上定休日のところが結構あります。
行きたいお店であれば、定休日は必ず調べたほうがいいです。
いくつかお寿司屋さんなどに予約の電話をしてみたのですが、平日だったので定休日のところが多かったです。
そして、やっとみつけた良さそうな和食の店に決めました。

割烹石山へ

「割烹石山」は、「たびのホテル佐渡」から7分くらいのところにあります。
電話でコースを聞かれます。基本はおまかせで、3000円以上で金額だけこちらで決めると、適当にみつくろってくれます。

出されるものは、ほぼすべて、佐渡産というこだわりです。
下に写真を載せますが、肝心の刺身盛り合わせを撮り忘れてしまいました😢
すごくボリュームがあり新鮮で美味しかったです。

サザエの壺焼きは、いい出汁のでたコンソメスープみたい(比喩が変w)で、メチャクチャ美味しかったです。

肉豆腐ならぬ、魚豆腐。ここのお料理は出汁が醤油きつめでコクがあるけどさっぱりしているという、好みの味でした。
豆腐も大好きなので、さらに満足でした。

鯛の塩釜焼き。初めて食べましたが、身がふっくらしっとりして塩加減もバッチリでした。
塩加減は、表面の塩釜に身を付けながら自分でも調整できたのがまた良かったです。

刺身盛り合わせに出されていた、ボタンエビの頭をフライにして出してもらいました。
このボタンエビの刺身が、ものすごく美味しかったんですよ。
こうやって捨ててしまうところを料理してもらえると、なんか得した気分でした。もちろん香ばしくて美味しかったです。

シメに、店主自ら握ってもらったネギと醤油で味付けされた炊き込みご飯風おにぎり。
私的には、これがこちらのお店で一番美味しかったといっても過言ではありません。
味付けが良いのはもちろんのこと、お米自体が美味しい!
やっぱり、米どころならではですね。

新鮮な海の幸と郷土料理は、どれも美味しくて大満足でした。
たびのホテル佐渡に泊まる方にはお勧めです。

まとめ

1日目は、島の北半分の観光となりました。
車での移動時間が長く、あまり多くのスポットを観光できませんでしたが、海岸線のドライブは景色も良くて海風も爽やかで最高でした。
時期的にもオフシーズンで車が少なく、さらに快適でした。

2日目は、1日目とはうって変わって観光スポットが目白押しでした。
それは次の記事に書く予定です。

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