放っておくと、どんどん溜まっていって部屋を見苦しくしてしまう山積みの書類。皆さんはどのように処理をされていますか?
我が家では、家庭用のシュレッダーとシュレッダーハサミを使っていますが、どちらも家庭用だけに、処理できる量も限られています。こまめに処理すればいいのですが、だらしないのでついつい後回しにして、シュレッダーするのも大変になるところまで溜め込んでしまうという悪循環に陥っていました。
とはいっても、個人情報の入った書類はそのまま捨てるのは危険ですし、手間もかかってしまいます。大量に溜まった書類を安全かつ手軽に処理できる方法はないかと色々探していたところ、良い方法を見つけました。
数少ない個人向けのシュレッダー代行業者のデルエフ
シュレッダーを業者に頼んで処理する方法に気づいたのは、自分の勤めている会社で利用しているを見かけたことからです。それはクロネコヤマトの法人向けの溶解処理でした。
それで、ネットで個人向けの業者を探してみました。ところが、法人向けばかりで個人で依頼できるところは、大量の依頼でないとダメだったり高額だったりがほとんどでした。
そんな中で、デルエフは個人向けにも対応していた上に、ダンボール1箱からの依頼でもOKで、値段も安く、個人でも気軽に依頼できる価格でした。
個人情報漏洩事故ゼロが売り
ただ、初めて聞く会社名でしたし、依頼するものが非常に信用が大事なものだけに、慎重に調べてみないと、と思い、会社のHPや口コミなどを詳しくチェックしました。
会社のHPのトップページには“「漏洩事故0件」「創業82年」「リピート率94%」の信頼と実績”とありました。創業82年で漏洩事故がゼロというのは、額面通り受け取れば、かなり安心材料にはなりますよね。
でも、自社のことを悪く言わないのは当たり前なので、実際に使った人のレビューもしっかりチェックしました。細かい批判はあるものの、概ね好評でしたので、依頼しても問題ないだろうという結論に至りました。
デルエフへの依頼手順
ヤフーショッピングで申し込み
デルエフは、会社へ直接も申し込めますが、ヤフーショッピングにも出店していますので、手軽さとポイントが貯められることを考えると、こちらで依頼するほうがお得だと思います。
私は最初なので、一番人気のダンボール付きのスタンダードプランにしました。
ダンボールに書類を詰める
申し込むと、2日程度で折りたたんだダンボールが届きます。
着払い伝票は上の写真のように、すでに貼り付けてあります。再発行はされないとのことなので、なくしたり剥がしたりしないように十分注意してください。
その他発送の際の注意などが書かれた書類と、梱包後に貼り付けるセキュリティーシール(開封を防ぐためのもの?)が添付されています。
ダンボールは思ったより大きいです。注文するときは廃棄する書類が十分溜まってから依頼するほうが良いと思います。相当量の書類が入ります。
また、スタンダードプランの場合、ダンボールが届いてから約1か月以内には送る必要がありますので、申し込まれる方は、それも注意してください。
私の場合は、思ったよりダンボールが大きかったせいで、結局6割程度の書類しか入れられませんでした。もう少し時間があればよかったのですが間に合いませんでした。
ダンボールに詰めたらセキュリティシールを貼って終了です。
発送の際の注意
ダンボールに書類を詰めたら、集荷に来てもらい発送します。
ここで、デルエフで唯一の問題があります。それは集荷業者が福山通運指定で、日曜日に集荷がないことです。私は平日は自宅におらず、土曜日も出かけることが多く、日曜日に依頼したかったので困りました。
仕方なく土曜日に依頼したのですが、時間もかなりアバウトで、午前に依頼しようとしたら、配送の帰りに集荷に寄るらしく、最悪午後2時になるかもしれないと言われました。半日単位の時間指定ってあまり聞きませんよね…。半日予定が入れられないのはちょっと不便でした。ここは何とか改善してもらいたいものです。
発送後の流れ
発送したら、翌日にはメールで入庫の連絡入ります。その日のうちに廃棄作業は済むようで、かなり仕事は早いなと思いました。
そして、廃棄作業の翌日には下のような廃棄済みの証明書がメールの添付ファイルで届きます。しっかり処理されたことがわかり、安心です。
ライトプランでも十分?
今回依頼してみて、次回からはライトプランでいいかなと思いました。ライトプランというのは、ダンボールがついていないプランで、自前のダンボールを用意して発送します。また、上の写真にあった、「デリート証明書」もついていません。その代わり、価格は少し安くなります。
さらに、それ以上の利点は、処分する書類を好きなだけ時間をかけて貯められることです。自前のダンボールをゴミ箱代わりに部屋の隅にでも置いておいて、シュレッダーにかける書類を1年ほどかけて貯めて、いっぱいになった時点で申し込めば、規定量ギリギリまで無駄なく書類を詰めることができるんじゃないかと思います。
今回はスタンダードプランで書類がいっぱいまで詰められなかったのがもったいなかったという反省点からそう思いました。
証明書も、あればなおよしですが、気持ちの問題程度で、特になくてもOKかなと思います。
ライトプランの場合、用意するダンボールのサイズは3辺の合計が100cm以内で重量が20kg以下という規定がありますが、かなり大きいですので、一般家庭なら1年分の書類を上回るくらいのものが入るのではないでしょうか。
デルエフを使ってみた感想
デルエフを使ってみて、家でシュレッダーをかけずにそのまま廃棄できるのがこんなに楽なんだと実感しました。家庭用のシュレッダーは連続使用ができないし、すぐに受け皿がいっぱいになってしまい、紙屑まみれになって大変な作業になります。
デルエフのようなシュレッダー代行サービスという手段があると、そういう作業の手間が省け、一気に片付けができ、とても助かります。
今後は1年に1回程度でライトプランを利用していこうかな、と思っています。