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投資

利下げ実施で地味ながらも上昇が続く債券(2621ETF,EDV,TMF,USA360)

2025年9月は、雇用統計の急激な悪化と、利下げが実施されたことで、債券価格は一旦は急上昇しました。
ただ、その後はなかなか上昇せず、レンジ相場となりました。
それでも、前月までの低迷から一段階上がった状態で終始しています。

10月に入ってからも、レンジ相場が続きましたが、半ばにトランプショック再来かと思わせる動きが起こりました。

利下げが実施され価格は一段階上昇

下は、2025年9月30日時点の楽天証券口座での債券関連の投資成績です。

2621ETF

9月上旬は、雇用統計の悪化により長期金利が急落したことで、2621の価格は一旦急上昇しました。
その後、利下げが実施されましたが、さらに上昇することはなくレンジ相場となり、月末時点では微増で終了しました。
それでも、1000円台が続いていたのが、やっと1100円台になったのは、牛の歩みですが嬉しいですね。

10月半ば現在、米国政府閉鎖により主要経済指標(雇用統計、CPIなど)の公表が遅れていて、先行きが不透明な状態に陥っています。
それに加えて、10日にトランプ大統領が、中国への関税強化の発言をした影響で、株価がと同時に長期金利も急落しました。
長期金利の低下は債券にとっては好材料なので、一時的に急上昇しました。
もう少し長い目で見ないとわかりませんが、このイベントを抜きにしても今後も地味な上昇は見込めそうです。

USA360

USA360は、引き続き安定した小幅上昇となっています。
株価は絶好調なのに比べると地味な上昇ですが、安定感は抜群ですね。

今後、債券価格が上昇した場合の相乗効果に期待しています。

ドル建て債券ETFも微増にとどまる

下は、2025年9月30日時点のSBI証券口座でのドル建て債券ETFの投資成績です。

EDVとTMFも、9月は雇用統計悪化により急上昇し、利下げが実施された後もレンジ相場となり、月末には8月末と比べて微増で終了しました。

10月半ば現在は、これらも2621と同じく、長期金利の急落で、一時的に急上昇しています。

引き続き微増する債券価格

9月は、先ほど書いたように、一旦急上昇した後、レンジ相場となりましたので、結果的には微増で終わりました。
10月に入ってからもレンジ相場が続きましたが、10日にトランプ大統領による対中関税強化の発言で、トランプショックの再来かと思わせる株価と長期金利の急落が起きました。

4月以来、ずっと低迷が続いていましたが、ここ2カ月は連続で増加したので、やはり利下げ効果が少し出てきているのでしょうか。

現時点での利下げ回数の予測では、10月と12月の2回の利下げがあるのではないかといわれています。
少し前は、12月の利下げのみになるかもしれないといわれていたので、1回分増えることになります。
景気悪化を示す指標が出てきたせいだと思います。
まだ確定ではありませんが、10月の利下げが加われば、債券価格はさらに上昇が見込めそうです。

なかなか減らない含み損

債券価格が若干増加したものの、なかなか含み損は減りません。
4月のトランプショックから急速に株価が回復したことで、株式のほうは暴落でのダメージなんて全くなかったかのようになっています。
それに引き換え、債券価格の低迷は酷いですね。

Yahooファイナンスにある2621の掲示板は、絶望のコメントでいっぱいになっています。
久しぶりに見て、気分が悪くなってしまいました。
仲間がいるのは慰めになりますが、こんなの保有してるのバカだ、みたいなコメントを見るのは辛いものがありますね。
このように一般投資家の掲示板コメントなどは、煽りが多くて疲れるのであまり見ないことにしています。
心が動揺したりして投資行動にマイナスの影響しかないので、シャットダウンするのが一番です。
専門家の分析や、経済情勢のニュース記事はチェックしたほうがいいと思いますけどね。

掲示板ではボロカスにいわれている2621ですが、いずれにしても含み損が解消されない限り、身動きがとれないわけですから、私にできるのは待つことしかありません。
配当金を楽しみに、気長にお付き合いを続けます。

EDVとTMFについては、今のところ長期保有の方針は変わっていません。
ただ、トランプ関税第二弾のような動きがあったりと、株価暴落を招くイベントはしょっちゅうあります。
いざ暴落が起これば、EDVやTMFを一部売却して安値になった3倍レバを買い増しすることもあり得ます。
このように、債券は暴落時に効力を発揮する緩衝材になりますが、今後はどうなるか楽しみでもあり怖くもありますね。

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