2025年6月は、5月の設定来最安値更新から少しずつですが順調に回復していきました。
最安値更新時は、どこまで底を掘るのかと焦りましたが、今度こそは底を打ったのでは?と期待しています。
ただ、7月上旬に入ってから、米国債の格下げ懸念や、景気過熱とインフレ懸念が複合的に影響して下落しています。
設定来最安値から少しずつ回復基調に
下は、2025年7月1日時点(6月末日に記録を取るのを忘れて遅れました)の楽天証券口座での債券関連の投資成績です。

2621ETF
5月があまりにも下落したせいで、6月は大きく下落することなく順調に上昇しました。
ただ、上がり幅は本当に小幅で、株とは全然違いますね。
含み損は少しだけ減りましたが、プラ転までは先の長い話です。
7月上旬現在は、関税問題などによるインフレ懸念が再燃し、下落傾向になっています。
USA360
USA360は、安定の上昇です。
含み益は大きく増えはしませんが、安心して保有できます。
こちらは、一般NISA口座で、2027年が満期になります。
以前はずっと保有しておこうと思っていたのですが、レバレッジがかかっていてNISAに適用されていないこともあり、マイナーな投信になってしまっていて償還リスクがあり得るので、満期で売却しようかと検討しています。
とはいえ、あと2年半はあるので、ギリギリまでは保有します。
ドル建て債券ETFも最安値圏から少しずつ回復
下は、2025年7月3日時点(6月末日に記録を取るのを忘れて遅れました)のSBI証券口座でのドル建て債券ETFの投資成績です。

EDVとTMFは、5月に最安値圏に突入してしまいましたが、6月は上がり幅は少ないものの大きな下落はなく微増で終わりました。
7月上旬現在は、2621と同じ理由で、少し下落気味となっています。
5月の最安値更新が今度こそ底打ちとなるか?
5月は、まさかの最安値更新となったので、私は勝手に今回でもう何度目か忘れるくらいの底打ち宣言をしているのですがw、どうでしょうか。
7月上旬現在は、年内の利下げは変わらず2回と予想されています。
最低限の利下げとなりそうですが、それでも利下げに動き始めるということは、債券価格の上昇につながるとは思います。
ただし、これまでのセオリー通りには動かない可能性も大きいので、要注意ですね。
債券ETFの売り時はいつになるのか
長期金利が高止まり状態になる前は、2025年には余裕で売却を開始できると思っていました。
それが現在は、売却できるどころか含み益が膨らんだまま停滞していて身動きが取れない資金ロック状態となっています。新NISA資金にする予定が、大はずれでした。
現時点では、2621にの代わりに「楽天レバナス」と「楽天全米株式インデックス」と「eMAXIS slim S&P500インデックス」を少しずつ売却して新NISA資金にしています。
この3つは結構含み益も大きくなっていて、ちょっともったいないのですが、現金比率が少なくなりすぎるので仕方なく売却しています。
もう少し資金が潤沢だったらいいんですけどね。
そして、毎回のように書いている2621の売却時期がいつになるのかですが、何とか来年には実現することを願っています。
インフレ懸念やら関税問題やら、何かと問題が山積みにみえる米国経済ですが、なぜか株価はいたって順調です。
それが私には不気味で、近いうちに大きく崩壊する時期がくるのではないかと常に警戒しています。
今年中の2回の利下げが実施されれば、さすがに今度こそは債券価格も多かれ少なかれ上がると思います。
その時に、これまでのセオリー通りに債券価格が上がって2621を売却し、その資金で安くなった株式投信を買うのが今の理想(妄想?)ですw