2025年1月の債券価格の低下は、まさかの最安値更新となりました😰
歴史的な下落といわれて2年以上経ちますが、ここまで上昇が遅いとは思いもよりませんでした。
2月半ば現在では、少し回復の兆しがありますが、まだまだ本格的な上昇とはいえません。
2621ETFの下落は止まらず
下は、2025年1月31日時点の楽天証券口座での債券関連の投資成績です。

2621ETF
1月は、ついに設定来最安値を更新するという、恐怖の1カ月となりました。
これには、本当にびっくりしました。
2621に投資を初めて、もうすぐ丸3年になろうとしていますが、3年間ずっとマイナスのままになろうとは夢にも思っていませんでした。
一時的にマイナス80%にまで暴落したSOXLでさえ、2年以内でプラ転しています。
ということは、ある意味、3倍レバよりもリスクが高いといえるのかもしれません。
いやいや、そんなわけはないか😅
とはいえ、長年繰り返してきた通常の米国債の動き方は、今後は参考にはならないということを、この3年間で教えてくれました。
一旦低迷すると、3倍レバのような上下動はなくとも、地を這うような、いつ終わるとも知れない長い低迷が続くことがあり得るということです。
私にとっては、レバレッジ投資よりも、この債券投資の方が、今では精神的にキツくなっています。
安定感と株式のヘッジ役割を求めて買ったにもかかわらず、現時点では、一番足を引っ張っている存在になってしまっています😢
2月半ば現在では、若干回復の兆しが見えてきましたが、誤差の範囲くらいの動きです。
数えきれないくらい「今度こそ底打ちか」と期待しては裏切られてきたので、もうこのワードは確実になるまで使うのを控えます😅
USA360
優等生のUSA360も、さすがにあまり芳しくはありません。
債券価格の下落が、あまりにも大きかったので、株式部分のカバーも効いていないようです。
2月半ば現在も、低迷が続いています。
ドル建て債券ETFもさらに下落
下は、2025年1月31日時点のSBI証券口座でのドル建て債券ETFの投資成績です。

EDVとTMFも、12月の急落にとどまらず、さらに下落しています。
1月は、一時的に2023年10月の最安値を試すところまで下落しましたが、なんとか最安値更新は回避しました。
2月半ば現在は少しだけ回復していますが、2621と同様に、底打ちとまではいえないくらいの上昇にとどまっています。
2025年の利下げは2回以内でほぼ確定か?
現時点では、相変わらずインフレ再燃の懸念が払拭されていないことを大きな要因として、2025年の利下げ回数が多くても2回になるという予想が大半を占めています。
そうなれば、債券価格の下落もしくは低迷はまだまだ続くでしょうね。
ただ、回数が少ないとはいえ、利下げは確実に進められますので、牛の歩みかもしれませんが債券価格も上昇していくことは確実です。
そう言い聞かせて乗り越えていくしかありませんね💪
特定口座の2621ETFの売却は年後半か来年へ持ち越しか?
2025年に入り、当初の予定だったNISA資金に充てるための特定口座2621の売却は叶わず、その代わりとして2022年の年初一括投資で失敗した旧NISAのレバナスを少しずつ売却し始めました。
ただ、株式の方も2025年に入ってからは、あまり動きが芳しくないため、売却もあまり進んでおらず、現金比率が減る一方で悩み中です。
年齢的にも現金比率があまりにも少なくなるのはリスクが高いので、ある程度のところで強制的に売却は進めていこうと思っています。
一刻も早く2621を手放したいのですが、早くて年後半、最悪は来年へ持ち越しとなりそうです。
米国債は安定した投資先と言われてきましたが、まだ初心者から抜け出せていない程度の私から言わせると、簡単に手出しするものではないです。
正直なところ、先ほども書いたように、レバレッジ投資のほうがむしろ気が楽です。
動きが激しいよりも、ひたすら低迷して先が見えないことの方が、ずっと精神的にキツいことを想定できていませんでした。
皆さんは、3年ずっと下落かマイナスで、価格がほとんど動かない投資先に耐えられますか?
今後、債券投資をする場合は、そういう可能性と、これまでのセオリーが通用しない時代になってきたことを了承した上でやる必要があると思います。