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投資

債券は今度こそ本当に底打ちとなるか?(2621ETF,EDV,TMF,USA360)

2024年11月は、FOMCで0.25%の利下げが決定しました。9月の0.5%よりも利下げ幅は少なくなりましたが、ほぼ予定通りだったにもかかわらず、さらに低迷が続きました。
月末には少し回復しましたが、あまり変化はありませんでした。

2621ETFは微増

下は、2024年11月30日時点の楽天証券口座での債券関連の投資成績です。

2621ETF

11月は、大統領選挙のせいで市場は良くも悪くも大荒れでした。
株価が乱高下する一方で、債券は0.25%の利下げが決定したにもかかわらず、一旦は驚異の1,100円台にまで下落し、そのまま月末まで低迷したまま横ばいの状態が続きました。
月末には、ようやく1200円台まで回復しましたが、本格的な上昇とは言い難い状態です。

12月初旬現在は、徐々に上向いてきましたが、これが底打ちとなるかはまだ不明です。
12月の利下げがどうなるかで、また状況が変わってくる可能性はあります。

USA360

USA360は、毎月地味ではありますが、順調に上昇を続けています。
私の保有しているものの中では、USA360の安定感はピカイチですね。

ドル建て債券ETFも微増

下は、2024年11月30日時点のSBI証券口座でのドル建て債券ETFの投資成績です。

EDVとTMFも、10月の大幅下落から11月も低迷が続き、月末にようやく回復したものの微増でした。

株式の方は、大統領選挙直後に大暴騰した後、かなり乱高下はありましたが、12月初旬現在、最高値を更新しています。
一方、債券は9月以降は本来の株価と逆相関の動きに戻りつつありますが、価格が低下しすぎたところからのスタートなので、あまりヘッジ機能が効果的に働いているとはいえませんね。

12月に利下げがない場合さらに低迷が長引く可能性あり

9月6日に、逆イールドが明確に解消されてから、債券は上昇するかと思いきや、なぜかひたすら下落が続きました。
11月は1100円台で低迷が続き、月末にようやく上昇傾向に変わりました。
しかし、数回瞬間的に逆イールドが発生したりと、不安定な状態も散見されます。

今後の動きをみる上で重要になるのは、やはり12月のFOMCで利下げが決定されるかどうかですね。
今のところ、70%近くの確率で0.25%の利下げが見込まれていますが、これから出る指標の結果いかんでは、利下げがペンディングになる可能性もあります。そうなると、債券はさらに下落または低迷が続く可能性が出てきます。

ところで、ウォーレン・バフェットは、現在かなり債券を保有しており、22年ぶりに「債券投資家」に転じたとの報道がありました。
バフェットが保有している債券は、ほとんどが短期債とのことなので、私の保有しているものとは違いますが、「米国債の利回りに比べて米国株が異例な割高さを示している危機感」から債券へシフトしているようです。

バフェットがそう言うなら、現在の債券保有は間違った判断ではないのかな、と少し期待しています。

特定口座の2621ETFの手放しタイミング

2025年中に、特定口座の2621ETFを新NISAの資金として売却していくつもりなのですが、現状では年初までにマイナスが解消されることはなさそうです。
NISAに入金しすぎて現金比率が低くなりすぎているので、ほぼ利益が出ていない状態でも2621は売却するつもりです。
しかし、マイナスが2年もの間続き、しかもかなり大きくなってしまっているのは想定外でした😢
タイミングとしては、最悪でも年後半には手放したいと思っています。

森永卓郎さんがよく言っているような大暴落(モリタクさんは以前からずっと暴落が来る!と言い続けてますが🤭)があったら、もしかすると債券が大暴騰する可能性もゼロではありませんが、いずれにしても2025年の後半は波乱がありそうですので、心の準備はしておこうと思います。


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